■遊戯王ZEXAL(ゼアル)
第7話「正義の大盤振る舞い!エスパー・ロビン参上!」
第8話「スター・ロビンよ永遠に」

 

「世の人々を救うため、今日も正義の大盤振る舞い!異次元エスパーロビン参上!!」

「ハハハハ!ロビンめ、我が主・暗黒帝王デッドマックス様にたてつくとはいい度胸だね!」

「遥かな次元を越えて、貴様を倒すために俺はやってきたんだ!
 俺の正義が大手を振るぜ!ビッグEパァァァァンチ!!」

《遊馬、遊馬!あのロビンと言う少年、私と同じように異世界からきたらしい!》

「むにゃ…?ん〜何言ってんだお前、ありゃテレビだろテレビ…」

《テレビ…?そんなことより遊馬、彼が私のことを知っているか聞いてくれ!
 暗黒帝王デッドマックス…!それが私の敵なのか…!?》

さて今回の遊戯王ですが、いきなり冒頭からアストラルのすごいアホなシーンで始まります
何やら深夜にヒーローものの特撮番組を見ていたアストラル…しかし異次元から来たエスパーというそのヒーローの設定を聞いて、
「ヒャアーこんなところに俺の仲間がいたなんて!」とすっかり自分の境遇と重ねてしまい、
自分も暗黒帝王デッドマックスを倒しに行くべきと考え始める始末です
というか子供向けのヒーロー番組なのに、なんでこんな深夜に放送してるんだよ!視聴率ちゃんと取れてるのかよ!(えー



ズゴゴゴゴゴゴ

「ハハハハハ!世間が俺の正義の大盤振る舞いを待っている!」

《なっ…ロビンにナンバーズの刻印が!?》

「くそ…ロビン!オレとデュエルだ!お前の目を覚ましてやる!」

「む…なぜオレの邪魔をする?そうか…お前も暗黒帝王デッドマックスの手先だったんだな!!」

ところがロビンが番組のロケで遊馬の町に立ち寄ったその時、ナンバーズの力に魅入られて凶暴化してしまう結果に!
こうなってしまったら、ロビンを正気に戻すには例によって遊馬がデュエルで倒すしかありません
そんなわけでデュエルを開始する2人でしたが、それにしてもエスパーロビンか…エスパー…

 

ふむ、こいつの名前の由来って、初代遊戯王に登場したサイコショッカー使いのエスパー絽場ですよね
エスパーろば → エスパーろび → エスパーロビンという感じで名づけられたんじゃないかな
前回戦った徳之助は明らかに羽蛾がモデルだったし、今回もやはり初代リスペクトで生まれたキャラなんだろうなあ

ちなみにこの回にはトラゴンちゃんのモデルになった
ベビー・ドラゴンも登場しておりました
今見るとなかなか感慨深い回だなあ

「オレのターン、ドロー!オレは野獣戦士ピューマンを召喚!(攻撃力1600)」

《気をつけろ遊馬!ピューマンはロビンの師匠であり、知略に富んだ剣の名手だ!》

「現れろ!鉄巨人アイアンハンマー!!(守備力3500)」

《鉄巨人アイアンハンマー…!頭のネジが足りなく捨てられそうになったところを、
 ロビンによって助けられたブリキの戦士だ!》

「鳳凰獣ガイルーダを特殊召喚!(攻撃力2500)」

「へっ、どうやら間に合ったみてえだな!」

「来てくれたかガイルーダ!だが、お前は姫の下へ向かったはずでは…?」

「フン、お前たち本当の仲間を放っておけるかよ!」

「な、なんだぁ、あのモンスター?テレビと同じ演技してんのか…?」

《ま…まさか目の前で見ることが出来るとは…!》

そしてポンポンとモンスターを展開していくロビンでしたが、出てくるモンスターはみんなロビンの番組に登場するおなじみのキャラばかり!
そんなロビンの愉快な仲間たちを見つめるアストラルは、「ああっこいつは野獣戦士ピューマン!こっちは鉄巨人アイアンハンマー!」
目を輝かせながらうっとり敵の姿に見とれております。アストラル…意外とおちゃめなやつだな
それにしてもピューマン、ガイルーダ、アイアンハンマーというのは、やはりバビル二世のロデム、ロプロス、ポセイドンがモデルなんですかねえ



「どうやらお前のかっとビングより、オレの大盤振る舞いの方が上のようだな!
 レベル1のトリオン3体をオーバーレイ!
 3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!
 現れろナンバーズ83!ギャラクシークイーン!!(攻撃力500)」

「くっ…出やがったなナンバーズ!」

《ギャラクシークイーン…!ロビン達に魔法をかけて操る強敵だ!!》

「ギャラクシークイーンの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使うことで…
 自分のフィールドにいるモンスター全てを次のターンまで不死身にし、
 その攻撃には貫通効果を与える!」

さあそして、とうとうお供だけでなく切り札のナンバーズをエクシーズ召喚してきたロビン!
その名もギャラクシークイーン…どうやらこいつは番組内でのロビンのライバルキャラのようですな、冒頭でも戦ってたあの女幹部か
そんなギャラクシークイーンの能力は、味方モンスター全員に破壊無効の効果を与え、
さらにこちらが攻撃する時は味方モンスター全員に守備力貫通効果を与えるという…

へー、破壊無効は守備で役立つし、守備力貫通は攻撃で役立つしで、攻守ともにサポートの優秀なモンスターですな
でも自分の攻撃力・守備力は500しかないので、自らバトルをするのは向いてないみたいですが…
まあ、レベル1のモンスターから喚び出すモンスターエクシーズだしな。能力としてはこんなもんで…
ん?待てよ?レベル1のモンスターで喚び出す…?レベル1を3体集めて喚び出す…?



それってトラゴンちゃんと同じじゃねえかあああああああ!!
いやあああ!!そ、そんな…まさか召喚方法がトラゴンちゃんと思いっきりかぶっているなんて!
こいつはナンバーズだからデュエルに勝ったら遊馬のものになるわけですが…もしそうなったら今後は
「レベル1のモンスター3体でオーバーレイネットワークを構築!」って遊馬が言ったら
トラゴンちゃんなの!?ギャラクシークイーンなの!?
と俺達はやきもきしなけりゃならん
ということか…クソッタレー!!

「行くぜェ!かっとビングだオレ!希望皇ホープでギャラクシークイーンを攻撃!
 ホープ剣スラッシュ!!」

ズッバアアアアアン!!

「ぐああああああーーっ!!(LP4000→0)」

「やったぁ勝った!遊馬が勝ったぁ!」

しゅぱああああああ

《むっ…この記憶は…私が生まれた時の…記憶…》

《お前の名はアストラル…お前にこの世界の未来を託す使命を与える…》

ともかく最後はホープの一撃が突き刺さり、ロビンとのデュエルを制した遊馬でしたが…
デュエルが終わったら毎度おなじみナンバーズ吸収タイムであります。今回戦ったギャラクシークイーンを吸収したことで、
またひとつ新たな記憶を取り戻したアストラル…そんな今回の記憶は生まれた時の記憶のようですね。



まあ謎の水っぽいものからポコポコ生まれてきたってだけで、大した情報ではなさそうなんですが
「お前にこの世界の未来を託す」と言っている謎の声が気になりますねえ…これはアストラルの生みの親の声か…?
世界を託すなんて言われてるってことは、アストラルの世界は何か滅亡の危機に瀕しているんでしょうか?
それを救うためにアストラルは遊馬の世界にやってきたと…?なんかイリアステルみたいだな…

「…」

ブオオオオンバオオオオオン!!

さあそして、ある意味今回もっとも衝撃的だった場面がこれです
ラストーシーンにて、遊馬にやられて以来ひさびさに登場したシャークさんですが、一体どういうわけか
Dホイールにまたがってライディングデュエルを始めようとしていました(えー
シャークさんに一体なにが!?エクシーズ召喚に見切りをつけて、シンクロ召喚でこれから戦おうとでも!?
シャークさん…それじゃあまずはかっこいいシンクロ台詞を考えるところから始めないとな…(えー
次回に続く!


■遊戯王ZEXAL(ゼアル) 第9話「キャットオドロく猫デッキ!?」

 

「おーっす!!」

「あっおはよう、遊…馬…(絶句)」

「お?どうしたんだよ、そんな変な顔して」

「ゆ…遊馬…もう我慢できない!あのねぇ!昨日も一昨日もその前も…
 その格好みんな笑ってるんだから!」

「へ?なんだよ一体?」

「見てみなさいよ自分の姿を!(ばっ)」

「な、なんじゃこりゃあ!?なんだよこの格好は!」

《遊馬、君は誰かにずっと見られていたぞ。昨日も夜には君の部屋に入ってきて、何かをしていた…》

「な、なにぃーっ!?」

さて今回のゼアルですが、遊馬が毎日毎日趣味の悪いコスプレ衣装を着て登校してくる場面で始まります
我慢できなくなった小鳥が「そのふざけた格好どうにかしろ」と注意しますが、遊馬は好きでそんな衣装を着てるわけではなかったようで…
どうやら謎の変質者が夜な夜な遊馬の部屋に侵入して、わざわざ服を着替えさせているようです。なんでまたそんな…

「くっそ〜…!こうなったらぜってー犯人を見つけ出してやる!」

「気合い入れてもその格好じゃねえ…」

「俺だって好きでこんな格好してんじゃねー!」

「どーだか。遊馬って服のセンスないし」

「なんだよそれ!じゃあ自分はどうなんだよ!」

「あーら、遊馬よりはマシかもよ!なんなら今度の日曜日、遊馬の服を選んであげる!」

「へっ、おもしれぇ!ショッピングモールに午後3時だ、いいな!」

って、些細なことで言い合いになった結果、今度の日曜に2人でお買い物とデートじみた約束をすることになった2人!
でも今回の小鳥は妙につっかかって来るなあ…まあそのおかげでデートの約束をすることになったわけですが…
ん?まてよ?もしや小鳥は最初からこうなることを見越して、わざと遊馬にケンカを売るような真似を…


↑イメージ映像

この少女…明らかに遊馬を
日曜デートに誘導している!
(えー

「ああ〜…!や、やば…遅刻遅刻〜!」

「「「フギャアアアーーッ!!」」」

「え!?きゃ、きゃあああーっ!!」

-------------------------------------

「あ〜もう…おっせーなあ小鳥のやつ…」

「「「にゃーん、にゃーんにゃーん」」」

「ん…なんだぁこの猫…?」

”観月小鳥は預かりました。助けたければ猫について来て”

「な、なに!?小鳥は預かっただと!?」

ところがそんなデート当日、待ち合わせに向かう途中で大量の猫に襲われ拉致されてしまった小鳥!
どうやらその猫たちは何者かのしもべのようで、小鳥を人質にして遊馬を呼び出してきたという…
やむなく遊馬は小鳥を助けるために誘いに乗り、町はずれの怪しい洋館へと案内されるのでした

というか遊馬についてくるアストラルのポーズに吹いた
おま…なんなんだよその無駄にケツを強調した飛び方は!普通に飛ばんか普通に!
あまりにもアホすぎて変な笑いしか出てこねえぞ…何がしたいんだアストラル…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「ようこそおいでくださいました」

「ん…!?誰だお前は!」

「うふふふふ…私はキャッシー」

「キャ、キャッシー…?小鳥はどこだ!なんでこんなことしやがる!」

「あなたがいけないのよ…!だから私は…!」

「は…?」

「観月小鳥…私の大切なものを奪おうとする泥棒猫!
 猫はねえ、小鳥なんか食べちゃうんだから!!」

そんな洋館で遊馬を待ち受けていたのは、猫っぽい雰囲気をしたキャッシーという名の少女!
むう…しかしこのキャッシーの口ぶりは…なんだか明らかに遊馬に片思いしてて小鳥に嫉妬してるって感じですね
やはり、小鳥から遊馬を奪い取ろうとして犯行に及んだってところでしょうか?

それにしてもキャッシー…キャッシーか…嫉妬に狂って人の道を踏み外したキャッシーと言えば…

あなたがいけないのよ…!
だから私は…!
観月小鳥…!私の大切なものを
奪おうとする泥棒猫!!

アムドライバーの鬼ババアキャッシーさんじゃないですかァー!!(えー
く、来るな鬼ババー!!なんてこった、アムドラと遊戯王は同じ制作会社(NAS)同じ提供(コナミ)だから
このキャッシーさんが現代に復活してしまったんやな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「心配しなくてもあの子は返してあげるわ…デュエルで私に勝ったらね!」

「デュエルだと…!?こいつ、まさかナンバーズか!」

《だとするならこのデュエル、勝つしかないな》

「言われなくたって勝つ!デュエルディスク、セット!!」

そしてやはり、いつものお約束通り遊馬にデュエルを挑んできたキャッシー!
「さてはナンバーズに取り憑かれたデュエル狂かコノヤロー」と受けて立つ遊馬ですが…
しかしキャッシーからは、例の怪しげな紫オーラが全然出てないですね。やはり単に嫉妬で挑んできただけなのか…?

「私のターン!うふふふふ…」

《あちらの場にはレベル1のモンスターが3体…来るのか、ナンバーズが!》

「へっ…来るなら来やがれ!!」

「レベル1の捨て猫2体と、化け猫をオーバーレイ!
 3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚!!
 出ませい、ツインテール・キャットレディ!!(攻撃力1000)」

《む…?なぜナンバーズを使わない…?まさか、彼女は…》

ところがいくつターンを重ねても、いっこうにナンバーズを出してくる気配がないキャッシー!
さすがにアストラルも「こいつ普通のカードしか持ってないんじゃね?」と気づき始めたようです
まあしかしツインテールキャットレディがナンバーズでなくてよかった。
こいつがナンバーズなら勝った後に遊馬のカードになってしまいますからね

なんで仲間にしたくないかってそりゃ、レベル1のモンスター3体使ってエクシーズ召喚っていうと
トラゴンちゃんと召喚条件かぶってるからだよ…(えー
前回同じ条件のギャラクシークイーンを入手したばっかりだというのに!
これ以上トラゴンちゃんとかぶるモンスターエクシーズを増やされてたまるかよ!!

「ツインテール・キャットレディの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使うことで、
 攻撃力を800ポイントアップする!(攻撃力1000→1800)
 さらにフィールド魔法”キャット・ワールド”を発動!このキャットワールドの世界では、
 ネコちゃん達の攻撃力はその元々の攻撃力分アップする!(攻撃力1800→2800)」

「こ、攻撃力2800だとォ!?す、すげえ…すげえよお前!」

「えっ、ほ、本当にっ!?…あ…でも…それはこのデュエルの世界だけ…
 ダメなの…現実ではその人の前に出ると、何も喋れなくって…」


「…??」

「その人は…私に気づいてもくれない…」

「なんか知らないけど、ひでー奴だなあ」

そしてキャットレディをばんばん強化しながら、遊馬への好意をしだいに匂わせていくキャッシーですが…
肝心の遊馬は「誰だよその鈍感野郎はひでーな」とまったく気づいておりません
お前だっつーの!その鈍感野郎はお前だっつーの!

その人は…!
私に気づいてもくれない…!
気づいてもくれない…!
気づいても…!!(ギリギリ)

このぐらい思いっきりメンチ切らないと分かってもらえませんか?
殺されるぜ遊馬さんよ…
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いくらその人に魔法をかけても、やっぱりダメだった…振り向いてくれなかった…
 だからせめて、その人の好きなデュエルで繋がっていられたらって…」

って、ここで冒頭の遊馬が謎の侵入者に夜な夜なヘンテコな服を着せられていた理由も発覚。
それはキャッシーが、遊馬へ想いを伝えるためにこっそりと服を着せていたのだという…



いやコレで気持ちは伝わらんだろう…(えー
これはさすがに遊馬が鈍感とかいう以前の問題だろ!この服が「あなたが好きです」って意味だなんて分かるわけねーよ!
服の声を聞くんだ遊馬!プリズムジャンプは心の飛躍!!
とか言われてもこればっかりはどうしようもねーな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「言っちゃえよ!そんなもん直接、ハッキリ言っちゃえばいいんだよ!」

「えっ…」

「諦めないで何度でも!かっとビングだぜ!!」

「キャ…キャットビング!?はいっ…!告白します私!
 私は…あなたのことが「オレのターンドロー!!」

「えっ…?」

「レベル1の妖精ジョー、コロボックル、マツボックルをオーバーレイ!」

「ちょっ…その「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」

「エクシーズ召喚!現れろベビー・トラゴン!!」

「だ、だから私の話を「さらに速攻魔法”虚栄巨影”を発動!」

「その効果でベビートラゴンの攻撃力が1000ポイントアップ!
 そしてツインテールキャットレディの攻撃力は元々の数値に戻る!」

「わ、私は…!遊馬のことが…!好「かっとビングだオレ!!」

「行けベビートラゴン!ベビーストリイイイイイム!!」

ドッバゴオオオオオン!!

「ニャんでええええーーっ!?(LP900→0)」

ってうわああああ!な、なんという…遊馬めなんという鬼畜な真似をー!
「ハッキリ言っちゃえよ!」とキャッシーに告白するよう仕向けておいて、いざキャッシーがその気になった途端
キャッシーの言葉を全てシカトしまくって勝負を決めてしまうとは!鬼かきさまー!

ううむ、本来なら「トラゴンちゃんキター!!」とか言いたいところですが
今回はさすがにそれどころじゃなかったな…(えー  まったく遊馬の鬼畜っぷりときたら…

「う…うう〜ん…」

《ふむ…やはりナンバーズではなかったか》

「さあ、小鳥の居場所を教えてもらうぜ!」

---------------------------------

「子猫ちゃんが〜、ころんだ!」

「「「にゃーん、にゃあーん」」」

「子猫ちゃんが〜、ころんだ!」

「「「にゃああ〜〜」」」

「うふふふ、ああ〜可愛い〜!!」

ってゲェー!?こうしてキャッシーを倒し小鳥の居場所を聞き出した遊馬でしたが、
なんと小鳥はネコを相手にだるまさんがころんだで遊んでいる真っ最中!拉致されたんじゃなかったのかよ!
こ、こいつ…最初から最後までただ単にネコと遊んでいるだけだったとは…ふざけるなー!
自分からデートに誘ったけど遅刻 → 途中でネコに夢中になってすっぽかすとか
どんな悪女だよ!小鳥きさまという奴はー!そもそもデートの誘い方からして腹黒さを感じるものでしたが
まさか最後もこんなことになるなんて…小鳥ちゃんは魔性の女やで…(えー  次回に続く!


■遊戯王ZEXAL(ゼアル) 第10話「逆襲のシャーク!」

 

ブオンブオンバオオオオオン!!

「あっ…!あれは…シャーク!?」

「シャークか…あいつ最近、学校にも来てないみたいだぜ。お前とのデュエルに負けて
 シャークの名はガタ落ちになったからな…噂じゃタチの悪い連中とつるんでるって話だ」

「シャーク…」

さて今回のゼアルは、町中をDホイールで爆走するシャークさんを遊馬が目撃するシーンで始まります
話によれば、第2話で遊馬に負けて以来ますますグレてしまったらしいシャークさん…
今ではもう学校もサボり放題、危なっかしいチンピラどもと町をブラつく毎日だとか…

ところでシャークさんのDホイールって、前輪がついてなくて後輪だけで走ってるんですね
おいおいそれってこいつのマシンとまったく一緒じゃねーか!(えー
シャークさん…なんだかんだ言ってすでにデルタアクセルシンクロを極めているのか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「シャーク!今日はお前に用があって来たんだ!オレともう一度デュエルをしてくれ!」

「…ハハッ…!そいつは無理だな、オレはもうデュエルはやめたんだ。
 もう二度とやる気はねえよ」

「なっ…どうしてデュエルをやめちまうんだよ!
 不良と付き合って何が面白いんだ、オレともう一度デュエルしろよ!
 オレが勝ったら不良グループから抜けろ!」

「ちっ…テメエは一体なんなんだ!オレにもう構うな!
 どうしてオレにそこまでこだわるんだよ!!」

「仲間だからに決まってんだろ!!」

「なっ…」

「一度デュエルをすれば相手の全部が分かる!もう他人じゃない、仲間だ!
 そんなのお前だって感じてるだろ!」

そんな中、堕ちていくシャークさんを見てはおれずに「おいデュエルしろよ」とデュエルを挑む遊馬!
すでにシャークさんはデュエルから足を洗うつもりだったようで、そんな挑戦を拒否しようとしますが…
それでも熱い気持ちをぶつけてくる遊馬に対し、とうとう根負けしたシャークさんはデュエルを受けることになります

「…オレは…お前に負けたことを忘れちゃいねえ…!
 この時が来るのを、心のどこかで待ってたのかもしれねえな…!」

「行くぜ!デュエルディスク、セット!」

《遊馬、本当にやるつもりか?》

「ああ…!このデュエル、ナンバーズは使わねえ!」

《なに?どういうことだ》

「ナンバーズはナンバーズでしか倒せない…シャークはもうナンバーズを持ってないんだ、
 なのにオレが使うなんて卑怯な真似ができるかよ!」

《分かった…私は静観しよう》

そしてこれは遊馬へのリベンジ戦だと考え、少しずつ闘志が湧いてきたシャークさん!
遊馬の方も、対等なデュエルをするためにナンバーズは封印して戦うつもりのようです
ナンバーズは封印…そうか、ナンバーズは…ん?まてよ、遊馬ってナンバーズ以外のモンスターエクシーズは
トラゴンちゃんしか持ってないんじゃないか?(えー
ちょっ、トラゴンちゃんがこの戦いの決め手になるのか!?トラゴンちゃんだけでシャークさんに勝てるのか!?

「オレの先攻、ドロー!ゴゴゴゴーレムを召喚!(攻撃力1800)
 先攻は最初のターン攻撃できねえ、カードを1枚伏せてターンエンド!」

「オレのターン、ドロー!キラー・ラブカを召喚!(攻撃力700)
 そして魚族モンスターが召喚された時、このモンスターを手札から特殊召喚できる!
 シャーク・サッカーを特殊召喚!(攻撃力200)」

《レベル3のモンスターが2体…!まさか!》

「レベル3のキラー・ラブカとシャーク・サッカーをオーバーレイ!
 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚!!
 来い!潜航母艦エアロ・シャーク!!(攻撃力1900)」

って、1ターン目からいきなりエンジン全開のシャークさん!
先攻の遊馬がゴゴゴゴーレムを召喚しただけなのに対して、シャークさんは怒涛の連続召喚で早くもモンスターエクシーズを召喚!
うーむ、モタモタしていたら一気に置いていかれてしまいそうです。遊馬も早くトラゴンちゃんを召喚して対抗しなければ…(えー

(攻撃力1900か…!だけどオレには、シャークの攻撃を止めるトラップカードがある!)

「エアロシャークの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使うことで、
 自分の手札1枚につき400ポイントのダメージを相手に与える!」

「なに!?」

「オレの手札は4枚…!よって1600ポイントのダメージを受けてもらうぜ!」

ドドドドド!!

「くうううっ…!(LP4000→2400)」

「さらに速攻魔法”サイクロン”!フィールドのマジック・トラップカードを1枚破壊する!」

バシュウウウウウ!!

「なっ…オレのトラップカードが!?」

「エアロシャーク!ゴゴゴゴーレムを攻撃だ!」

ドッバアアアアアアン!!

「うがあああーーっ!!(LP2400→2300)」

で、出たぁ!シャークさんのマジックコンボだ!!(えー
エアロシャークを喚び出したシャークさんの勢いは凄まじく、1ターン目からいきなり遊馬をボコボコに叩きのめしてしまう!
遊馬もトラップを張って攻撃をしのごうとしていたのですが…「見え見えなんだよ」とばかりにトラップはマジックで破壊され、
ゆうゆうとゴゴゴゴーレムに攻撃を通され、さらにエアロシャークの効果で手痛いダメージを…
さすがにシャークさんのマジックコンボは格が違った(えー

「す、すげえ…!やっぱりシャークはとんでもなくつええ…!」

「く、くそっ…!」

「さあどうした…!オレを倒すつもりで来たんだろう!
 呼べよナンバーズを!お前の切り札を!オレがこのデュエルを受けたからには、
 ナンバーズを使うお前に勝ってこそ意味があるんだよ!」

(くっ…確かにこのままじゃオレは…!シャークに…シャークに勝つには…!)


(C)武論尊・原哲夫/集英社

使えよ、無理するな(えー

ああ…この1ターンの攻防だけで、どうしようもないほどの実力差をまざまざと見せつけられてしまった遊馬。
強敵シャークさんに勝つにはやはりナンバーズを使うしか…シャークさんもそれを望んでいるようですが、
本当にナンバーズを出さないと勝負にならないのか…?トラゴンちゃんではダメなのか…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《遊馬。ナンバーズを使う気か?君はこのデュエルでナンバーズを使えば、
 卑怯な手を使うことになると言ったな》

「う…」

《だが私は反対はしない、勝つための手段なら…ナンバーズを使うべきだ》


(C)武論尊・原哲夫/集英社
使えよ、無理するな(えー

ち、ちくしょう、どいつもこいつも!アストラルまでナンバーズを使えと遊馬に向かって言い出しますが…
「あれ?お前卑怯だから使わないって言ったよね?」って一言多いんじゃー!!
そこまで言われちゃ意地でも使えないですよ!ここで使えば男がすたる!もはやなにがなんでもナンバーズなしで勝負するしか…

「…そうか…そうだよな…このデュエルは、オレのプライドなんか問題じゃない…!
 シャークを…救ってやらなきゃならないんだ!!オレのターン、ドロー!
 ガガガマジシャンを召喚!(攻撃力1500)さらにマジックカード”死者蘇生”を発動!
 墓地にあるゴゴゴゴーレムを復活させる!(攻撃力1800)
 レベル4のガガガマジシャンとゴゴゴゴーレムをオーバーレイ!
 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚!!
 現れろナンバーズ39!希望皇ホープ!!(攻撃力2500)」

って使いやがったー!!そ、そんな…それでいいのか遊馬ー!そんな真似をしたら男としてのプライドが…
む、そうか…いま遊馬自身が言ったように、このデュエルで一番重要なのはプライドよりも荒れているシャークさんを救ってやること…
そのためにはまず勝つこと、遊馬が勝って「オレが勝ったら不良グループから抜けろ」という約束を守らせることです。
それを考えたら、もう男がすたるとかなんとかそんなことは言ってられないんでしょう。どんな手を使ってでも勝ちに行かなければ…

「現れたなナンバーズ…!燃えてきたぜェッ!!」

「行け希望皇ホープ!エアロシャークに攻撃!」

「甘いぜ!キラー・ラブカの効果発動!墓地にあるこのカードを除外することで、
 相手モンスター1体の攻撃を無効にし、さらに攻撃力を500ポイントダウンする!」

「な…!?(攻撃力2500→2000)」

「さらにトラップ発動”フィッシュ・レイン”!魚族モンスターが除外された時、
 手札の魚族モンスター1体を特殊召喚できる!ビッグ・ジョーズを召喚!(攻撃力1800)」

「くそ…!まだ大丈夫だ、シャークの場にはホープより攻撃力が上のモンスターはいねえ!」

がしかし、そんなホープの攻撃をもキラー・ラブカの効果で無効にしてしまうシャークさん!
さらにキラーラブカが除外されたことで、それを利用したトラップを発動し新たなモンスターを場に補充…マジで抜け目ありませんシャークさん
ホープはナンバーズ以外のカードでは破壊できないとはいえ、これほどシャークさん優勢で遊馬に勝機は巡ってくるのか…?

「オレのターン、ドロー!エアロシャークの効果発動!オーバーレイユニットを
 1つ使うことで、自分の手札1枚につき400ポイントのダメージを相手に与える!
 オレの手札は2枚…よって800ポイントのダメージだ!」

ズドドドドド!

「うぐぐぐ…!(LP2300→1500)」

「さらにオレはスカルクラーケンを召喚!(攻撃力600)
 このデュエル、もらった…!レベル3のビッグ・ジョーズとスカルクラーケンをオーバーレイ!
 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚!!
 現れろ!ブラック・レイ・ランサー!!(攻撃力2100)」

なんかめっちゃ強そうなの来たー!!こ、こいつはやべえー!
さっきトラップで召喚したビッグジョーズと、たった今召喚したスカルクラーケン…そこからまたも別のモンスターエクシーズを喚び出すシャークさん!
ほんと行動のひとつひとつに無駄がないな…そしてこのブラックレイランサー、シャークさんが勝利を確信するほどの何かがあるようですが…

「ブラックレイランサーの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、
 相手モンスター1体の効果を無効にする!」

バシュウウウウウ!!

「なっ…!ホープの…ナンバーズの効果が!」

「いかにナンバーズが破壊されないとは言え、しょせんそれはカード効果にすぎない!
 効果が消えれば破壊は出来る!行けブラックレイランサー!!」

ズッドバアアアアン!!

「ホ、ホープゥゥゥーーッ!!(LP1600→1500)」

《あの少年…!ナンバーズの弱点を!?》

「エアロシャークで…!ダイレクトアタックゥッ!!」

「が…あああああーーっ!!(LP1500→0)」

ってそのまま一気に決めやがったー!!シャ、シャークさんクソつえええええ!!
ホープの持つ効果を無効にすることで、まんまと普通のモンスターでの撃破を可能にしたシャークさん!
そしてホープを倒した後は、即座に遊馬へダイレクトアタックを叩き込みジ・エンド…シャークさんのLPはいまだに無傷の4000のまま!
まさかのシャークさんパーフェクト勝ち!つ、つええ…とんでもなくつえーぜシャークさん!

「くっ…嘘だろ…!?ナンバーズを使ったのに…!」

「手応えがなさすぎだぜ…てめえみたいなデュエリストに負けて、
 何もかも失ったなんて…笑っちまうぜ」

「シャーク…」

「遊馬、てめえは分かってねえ…オレは好きであいつらの所にいるんだ、
 あいつらは居場所を失ったオレに居場所をくれたんだ…二度とオレに関わるんじゃねえ」

そして遊馬を倒したシャークさんは、もう今後遊馬との縁を断ち切るようにその場から立ち去ってしまいます
ただ、タチの悪い不良と付き合っているのはそこにしかシャークさんの居場所はないから…
勝ったというのになんとなく寂しそうなこの表情、やはり本当の仲間が出来なければシャークさんは救われそうにありません

それにしても今回はとにかくシャークさんがカッコよくてしびれる回だったな…デュエルの圧倒的強さもそうですが、
居場所を失ってさまよっている寂しさというか、人間的弱さを持ってるところもいい味出してるキャラですよね。次回に続く!

 






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