ドラマ感想:まだ結婚できない男 第1話「相変わらず1人が好きで悪いか!」

みなさんこんにちは、今の時期は新アニメが色々と始まる時期ですが、それと同時に新ドラマが始まる時期でもありますよね
そんな新ドラマの中で俺が注目してる作品っていうのがまだ結婚できない男です



これって以前に制作された「結婚できない男」っていうドラマの二期で、俺はこれの一期のことをたいそう気に入ってたんですよね
どれくらい気に入ってたかというとセリフ集を自分で作ってたぐらいには気に入ってました

ドラマ見て俺がセリフ集作ろうなんて思ったのこの作品くらいじゃなかろうか。
それにしても懐かしいなーと思って、何年前くらいの作品だっけ?と調べてみたら
13年前の作品だと知ってひっくり返りました。嘘やろ!?そんなに時間経ってたっけ!?
俺の感覚だと「5年前くらいの作品だったかなー」って感じなんだけど!?(えー

よくよく考えてみたら俺がゾイドジェネシスとか財前丈太郎の感想書いてたぐらいの時期にやってた作品なのか。マジかー
そうなるとさすがに5年前はないわな…なるほどあれからもう13年間が経ってたかぁ
それにしても、13年間と聞いてうちのサイトがそれより長く続いてるって事実に2度びっくりしましたね
うちのサイトってそんな長く続いてたの!?マジで!?
ついこないだ10年行ったくらいじゃなかったっけ!?(えー

いつからこのサイトを始めたんだか正確には覚えてませんが、13年前にはすでに更新をバリバリやってたってことは
14年〜15年くらいはもう経過してるってことですかね。ほげー
なんていうかもうご長寿サイトって感じですね我ながら(えー
これぐらい長く続いてる個人サイトそうそうねーぞマジで…みんなどんどん消えて行っちゃったからなー

さてともかく、まだ結婚できない男の内容についてなんですが
実は一期と比べてけっこう重要な変更点がありました。それが何かっていうと
一期の時に主人公といい仲だったダブルヒロインが両方ともいなくなっちゃったってことなんですよね
いやこれは俺にとってはかなり大きなショックだったというか
ハイスコアガールでいうなら大野さんと日高さんが両方いなくなっちゃったようなもんじゃねーか!
ってぐらいの衝撃がありましたね。代わりに新しいヒロインが3人現れるっていうのが二期の内容でしたが
数は増えてるけど果たしてどれだけ穴を埋められるか…と、第1話の段階ではまだちょっと不安がつきまとう感じでした。

ヒロインまわりはそんな印象でしたが、主役の阿部寛に関してはド安定だなって思いましたね
今回ドラマの中で阿部寛の口調を聞いた途端、13年前と同じキャラの空気を感じたくらい
一期の雰囲気を再現してくれてるなって感じで、見てて安心感ありました



ただ、演技に関しては安心して見てられるんですけど、
キャラの性格に関しては少し思うところがあって、阿部寛の演じる桑野信介ってキャラは
おもしろい会話で返してくれるパートナーがいないと
あんまり輝かない可能性あるな
ってちょっと不安がよぎったんですよね

そういう「おもしろい会話で返してくれるパートナー」っていうのが、
さっき言ったダブルヒロインの2人だったわけで、この2人がいなくなると桑野信介ってキャラは
ただの皮肉屋になっちゃうような、ちょっとあやういところがあるなと思ったんですよ

たとえば一期のワンシーンで、仕事がたてこんで休日出勤が必要になった時に
同僚の英治ってキャラがその日はちょっと都合が悪くて
休日出勤するのは厳しいってシーンがあったんですけど

英治「…仕事ならしょうがないっすよ、出勤します」
信介「いいよ。オレ一人の方が足手まといがいなくていいしな。のんびり一人で仕事するかな〜。
    好きにCD持ってきちゃって大音響でかけながらよぉ!文句言う奴いないしなぁ」
英治「…」
摩耶「あの〜今のを翻訳すると、休みを取らせてあげようというこの人なりの思いやりよ」
英治「だったら普通に言ってくださいよ!」

てな風に3人でやりとりする場面になってたわけですね
そう、摩耶っていうヒロインキャラが「あの〜今のはこの人の思いやりよ」って一言を言ってくれてるから
「だったら普通に言わんかーい!」ってギャグシーンに仕上がってるわけなんですけど、
それがなかったら信介ってキャラは「お前は足手まといだからいない方がいいんだよなぁ」みたいなことをブツブツ言ってる
ただの嫌な感じの皮肉屋になっちゃうっていうかね

正直なところ、二期の1話ではそういう「やな感じの皮肉屋」って部分を感じてしまって
おもしろく返してくれるパートナーがいないとそう見えちゃうんだなってことを改めて思いましたね
一期ではダブルヒロインがそのパートナー役を担っていた以上、それがいなくなった二期では
新しい3人のヒロインがどれだけその役目を担えるかが重要と思うので、がんばってほしいところです

あと最後にひとつ、一期では金田のホームページっていうのが作中に出てきて
信介がそれをチェックするのが日課になってましたが、
二期でもやっくんのブログっていうのが出てきて
またまた信介がそれをチェックするって内容になってましたね

これだけ書くとよく似たことをやってるなと思うんですけど、
ただ金田のホームページとやっくんのブログでは大きな違いがあるなという風にも思ったんですよね
何が違うかっていうと、金田のホームページっていうのは基本的にギャグシーンとして描かれるわけなんですね
「こいつのホームページ工事中ばっかじゃねーか!」とかいう風に信介が突っ込んだり
ふわふわしたホームページ作ってる金田の姿が面白いっていうような、笑える要素になってたわけなんですが

その一方でやっくんのブログっていうのは、金田のように笑える要素じゃなくて
暴言だらけの誹謗中傷サイトになってるんですよね



「無能建築家・桑野信介の迷走」、「桑野信介は才能ゼロ」、「センスのかけらもない三流建築家」
といったような、信介への悪口をひたすらに書きまくった内容になってて、
ひどいなこれは…って見ててドン引きするくらい、信介を攻撃的にののしるサイトになってるわけで。

そしてこのブログを見てる信介も、こんなひどいサイトを見過ごせるかってガチ切れしてしまって
「このやっくんとかいう奴を訴えてやる」って裁判沙汰に持ち込む流れになってるので、
金田の時のような笑いの要素じゃなくてギスギスした対決の空気が出来上がっちゃってるというか
正直それは見ていてかなり気になりましたね

おもしろい空気じゃなくて、なんかギスギスした空気が漂ってるなっていう。
たとえばさっき俺が言ったようなおもしろいパートナーがいなくなって信介が嫌な皮肉屋に見えちゃってるっていうのもそうで
一期の時にあった面白い空気が、二期ではギスギスした嫌な空気になっちゃってる
っていうのは気になった部分でした。そこさえ面白い空気に変えてくれれば
一気に楽しくなりそうだなって予感はするんですけどね

今回でも信介が写真撮られてわたわたする場面とかは面白かったので
ああいう面白い空気をもっと前面に押し出して、ギスギス感が今後なくなっていくようなら
二期もきっと楽しめるんじゃないかと思います。
俺としてはそうなってほしいところですが、果たして実際どうなるかは今後の展開しだいですね…


ドラマ感想:まだ結婚できない男 第1話 ちょっと付け足し

みなさんこんにちは。昨日書いた「まだ結婚できない男」の感想についてなんですが、
ちょっと付け足したいことがあったので追加で書きます。何を付け足したいのかっていうと
金田のホームページとやっくんのブログについてですよ

そう、昨日の感想で、金田のホームページとやっくんのブログは
ずいぶんと内容も雰囲気も違っていると書いたわけですが、
そんな両者の差について後から思ったのが、おそらくこの2つのサイトっていうのは
その当時のネットによくあるネタから作られてるんじゃないかってことなんですよ

どういうことかというと、まず金田のホームページっていうのは
コンテンツがどれも工事中ばっかりで、たまに日記だけが更新されるっていう内容だったわけですよね
これって13年前のネットじゃすごいよくあった個人サイトで、
当時はとにかくこういうタイプのサイトを見かける機会が多かったんですよ

あの時は個人サイト全盛の時代で、今みたいなツイッターもフェイスブックもインスタグラムも何もなかったから
情報を発信しようと思ったらとにかくみんな「とりあえず個人サイト作ってみたわ」ってことから始めたわけですよ
ただ、個人サイトってやり始めるのは簡単でも、コンテンツをひとつひとつきちんと作っていくのは大変だから
みんなその作業はいったん保留にしちゃって、「コンテンツは工事中ってことにしとこ」って感じで
あっちの項目も工事中、こっちの項目も工事中みたいなサイトになっちゃうんですよね

そんな中、何もかも全部が工事中だとさすがに公開した意味がないから
「日記ぐらいならその日の気分で書けるし、せめて日記は書こうかな」てな感じで
日記だけは数日に1回くらいの頻度で更新されるっていう、そんなサイトができあがるわけですよ

金田のホームページってまさにそんな感じの内容でしたよね
コンテンツは工事中だらけで日記だけはたまに更新されるっていう、
これが当時の個人サイトの典型的なあるあるのパターンだったんですよ

じゃあその一方で、現代のネット環境で作られてるやっくんのブログはどうなのかっていうと



やっくんのブログで特徴的だったのは、主人公の信介のことを
名指しで晒し上げてひたすらに叩きまくるっていうような内容だったことですよね
そう、要するに「こいつ晒し上げて叩いたろ」っていう魂胆で他人を叩きまくるっていうのが
今のネット社会のあるあるだと思うんですよね

嫌なあるあるですけどね…ただ実際、毎日のように誰かが晒されて叩かれまくるのが今のネットの現状だと思うので、
それをドラマの中に取り入れた結果がやっくんのブログなんじゃないかと思います
つまり、13年前の金田のホームページと、現代のやっくんのブログでずいぶん雰囲気が違うなと感じたのは
ドラマの方向性が変わったわけじゃなくてネットがそういうふうに変わってしまったってことなんじゃないかなと。

昨日の感想で「やっくんのブログは暴言と誹謗中傷ばかりの内容でギスギスしてるのが嫌だ」って書きましたが、
現実世界のネットでも実際にそういう過激な書き込みを見かけること多くて、傍から見てても嫌な気分になること最近よくありますしね…
そう考えるとなんだか悲しくなってきたなー。ドラマを見ながら「うわぁひどいサイトだな、こんなサイトあったら嫌だな」と思っていたら
実はそれが現実によくあるサイトだったなんてことになっちゃうなんて悲しすぎるやろと。
時代が変わっていくのはしょうがないことだけど、それにしても他人を晒し上げたり叩いたり炎上したりっていう
攻撃的な方向に変わってしまって、ギスギスした嫌な空気が広がっていくのだけは勘弁してほしいなー
 

ドラマ感想:まだ結婚できない男 第2話 「婚活アプリで知り合って悪いか!!」

さて、まだ結婚できない男の第2話なんですが、1話の感想ではあれこれ不満点を挙げたりしたものの
2話に関してはかなり満足度高い内容だったように思いますね
何がそんなに良かったかっていうと、まずは主人公の信介がうんちくを長々と語るシーンがあったことですよ
今回はハロウィンの時期が近いってことで、それに関する話題が出てくるわけなんですが

英治「そういえばもうすぐハロウィンですよね」
詩織「なんの格好しようかな〜」
信介「お前らハロウィンの起源が何か知ってて言ってるんだろうな?
    ハロウィンってのは古代ケルト民族が10月31日の夜に行なった
    ウィン祭が起源と言われてるんだ。まあ日本のお盆みたいなもんだな
    このとき先祖の霊と一緒に悪霊がやって来て子供をさらったり悪事を働くんだ。
    そこで人々は悪霊を驚かして追い払おうと仮面を着けたり仮装したりしたんだ。
    だからハロウィンの仮装ってのは、魔物を追い払うだけのインパクトが必要なんだよ。
    それをなんだ?今時のハロウィンの生ぬるい仮装は!」
英治「も〜みんな楽しみでやってるんだからいいじゃないですか、仕事していいですか?」
信介「どうぞ」

こんな風に聞いてもいないのにハロウィンの起源について長々と語りまくったり
語ってるうちにヒートアップして「今時のハロウィンの生ぬるい仮装はなんだ!」とかキレ始めるんだけど
「も〜いいじゃないですか仕事していいですか?」って相手が話を切ろうとすると
「どうぞ」ってあっさり引き下がったりだとか
このへんの面白おかしい会話のテンポこそまさに結婚できない男の醍醐味って感じですよね

個人的にはハロウィンの起源とかも全然知らなかったから、こういう話を聞かされるのも結構面白かったし
あと「古代ケルト民族」って聞くと、FGOやってる身としては
やっぱクーフーリンとかスカサハ思い出しちゃうよね
そういう意味でもニヤニヤしながらケルトの話を聞いたりしてました

あとはネットで知り合った女性と信介が初めて会うことになって
待ち合わせ場所で信介の本を目印にするんですけど
ただ目印にするんじゃなくて、やってくる人の様子を見ながら
落ち着きなく本をいじり続ける信介の様子が妙に面白くて笑っちゃいましたね

傍から見ると不審者みたいに落ち着きないなーって思ってたら
実際しばらくしたら警察に不審者扱いされて連行されたりだとか
あのへんの流れは腹抱えて笑ってしまいました

とにかくこの第2話はギャグセンスが光ってて
「これだよこれ!結婚できない男といえばこういう面白さなんだよ!」っていう
一期のファンだった俺が見たかったものをしっかりと見せてくれたって感じですね、おかげで大満足でしたし
前回の1話で「ちょっと二期は微妙になりそうかな」って思ってた不安を吹き飛ばしてくれたと思います

興味が湧いた人はティーバーで無料配信してるので見てみるのをおすすめしますよ
というか最近のドラマって、テレビで見逃しちゃったとしてもたいていティーバーで無料配信してるから
いちいちテレビでチェックしなくてもいいのがすごい便利だよね

正直言ってアニメ界隈もこういう風になってほしいですよマジで
アニメの場合は何が不便かって、ティーバーみたいな代表的な配信サイトっていうのがまだ固まってなくて
すごいバラバラなサイトで配信してるイメージなんだよね
ある作品はNetflix、ある作品はdアニメストア、ある作品はアマゾンプライムビデオとかいう風に
作品によって配信サイトがコロコロ変わるから、「とりあえずこのサイト見ときゃ安心だ」みたいな
代表的な配信サイトがないっつーか、その結果何が困るかというと

あちこちのサイトに登録しなきゃならないっていう手間が増えるんですよね
そのたびにユーザー名だとかパスワードとか登録しなきゃいけないのも面倒だし、
さらに言うと月額課金制のサイトが結構多いから、そういうサイトに登録すればするほどに
課金額が地味に増えていくっていうのがなにげに痛いっつーか…

ひとつひとつは数百円のサイトでも、大量に登録したら数千円にもなるしヘタしたら万を超えるわけだから
できるだけそういう負担は減らしたいなと最近かなり思ってます
実を言うと、ハイスコアガールのOVAをスルーしてたのもそれが原因なんですよね

ハイスコアガールOVAはNetflixに登録すればもっと早く見れたわけですが、
登録する手間と課金したりするのが嫌で、今回テレビで放送されるまでずっとスルーしてたっていう
そういうことがあるから、登録なんていらなくて無料で見れるティーバーっていうのは
ありがたいなと思うわけなんですよ

あとティーバーって、ドラマがテレビ放送されたタイミングにあわせて
最速で配信されるっていうのもいいですよね
アニメの場合、そこらのサイトで配信されるのは微妙にタイミングが遅くて
テレビ放送よりも数日遅いってこともザラだから、
「そんなに遅いならテレビで見るわ」って感じで配信サイトを見に行かないこともあったり…

なので、新作アニメの配信に関しては、まだまだ不満が色々とあるわけなんですが
新作ドラマの配信に関しては、そういう不満が解消されてるから
正直うらやましい環境だなって思いながら見てますね

アニメもこういう風に「無料」、「登録いらない」、「最速で見れる」っていう
三拍子揃ったサイトで配信してくれると助かるんですけどね
今のところabemaTVが一番それに近いと思うので、
今後もっと新作アニメが集まるようにabemaTVには頑張ってほしいと思ってます


ドラマ感想:まだ結婚できない男 第3話、第4話

さて、第2話については絶賛したまだ結婚できない男ですが
3話・4話はどうだったかというと、「もうちょっとはっちゃけて欲しいなぁ」というのが正直なところでしょうか
というのも、3話・4話はなんかちょっと展開が湿っぽい気がしたんですよね

3話は演劇で上手くやっていけない女優志望の話だったり、4話は母と子が上手くやっていけない家族の話だったり。
なんかこう「上手くいかない世知辛さ」を感じる場面が多くて、気楽に楽しめるシーンが少ないように感じたというか。
特に俺が湿っぽい気持ちになってしまったのが第4話のラストシーンで、
そこでは老いてきている母親と信介が会話するんですけど

母親「こんな風に誕生日に祝ってもらえるのは…あと何回かしらね」
信介「え?」
母親「いつまでも…あんたのそばにいられるわけじゃないのよ」
信介「…」

っていう風に、老いてきている母親はいずれ信介を残して死んでしまうってことを言うわけで
そんな風に「親が死ぬ」ってことを考えると独身って辛いよなと思うわけですよ
これが妻子持ちの身だったら、親が亡くなっても家族がいるから寂しさを紛らわすこともできるかもしれませんが、
独身はひとりぼっちだから1人で寂しさに耐えなきゃならないっていう、それがすごく不安だなって思うんですよ

というのもね、この母親と似たことをうちの母親もよく言うんですよ
自分はもうおばあちゃんだからそのうち死んでいなくなるよってことを、俺と会うたんびに言うわけですが
俺としてはそれ聞くとずーんと沈んだ気持ちになるんですよね…

そんなこと考えたくねーよ…とか、親が死んだ時に独身の俺は寂しさに耐えられるんだろうかって不安になったりとか
普段からガチで悩んでることなので、第4話のラストではそこをえぐられた気持ちになって
「やっぱ独身ってのはこういう時つらいよな…」ってどんよりした気持ちになってしまいました

なんていうか俺的に、主人公の信介には「俺は独身だけど人生こんなに楽しいぜ」って
人生を満喫してるところを見せて欲しいんですけど、それとは逆に独身の辛さを見せられちゃってるような気がするんですよね
4話では母親ともうまくやれずに「あんたと結婚してくれる人を探そうと思ったのが間違いだった」と失望されてしまったり
母親と仲直りできないまま誕生日パーティーにも出ずに1人で過ごしたり、
人生を満喫してると言うよりひとり寂しく過ごしてる人って感じに見えてしまってるのが、見ててちょっとつらいっていうか…

ただ、そんな中で信介が輝いてる場面があるとしたら、やっぱりうんちくを語ってるときですかね
たとえば第3話では青酸カリについて熱心に語るシーンがあったわけですが
信介「いいですか? 青酸カリで人を殺すっていうのは、ドラマなんかではよくやりますが
    実際は青酸化合物は味が強くて、飲み物に混ぜて飲ませるのは難しい。
    それにシアン化化合物は非常に分解しやすくて、
    すぐに空気と反応して無害の炭酸カリウムになってしまうんです」
まどか「詳しいんですねぇ」
信介「刑事ドラマっていうのはね、他にもウソが多いんですよ。
    殺人現場に刑事が鑑識と一緒に入ることはないし
    所轄が本庁と対立してるっていうのもウソなんですね」
っていう。これ聞いてて思ったのはひたすらコナンのことだったんですよね



なにしろ「青酸カリを飲み物に入れて飲ませる」っていうのはコナンの犯人がめっちゃ使ってる常套手段だし
「殺人現場に刑事が鑑識と一緒に入る」っていうのも目暮警部や高木刑事がめっちゃそれやってるし
「それ全部ウソだから」って今回のうんちくで聞かされて「おいおいどういうことだよコナンよぉ!」って
ひたすらコナンに問い詰めたい気持ちになりましたね(えー

(C)青山剛昌/小学館






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