■スイートプリキュア♪ 第5話「ドタバタ!テレビレポーターに挑戦だニャ♪」
「「てやああああああーーっ!!」」
がつーん
「「あだああああああ!?」」
「ちょ、ちょっとリズム…!ジャマしないでよ!!」
「なっ…そっちこそ!」
「あああ…ケ、ケンカしないでにゃあああ!」
さて、今回のスイプリはしょっぱなからの戦闘描写で始まったわけですが…
一体どうしたことか、2人は冒頭からいきなりの仲間割れ状態、しかも第2話でやった間抜けな激突を今回もまた繰り返しているという…
こいつらの辞書に成長という言葉はないのか!?(えー
いや、正確にはせっかく1話の中で成長しても次の話になったらそれを忘れているというかなんというか
1歩進んで1歩下がる。第2話で仲直りして「私たち息ピッタリよね!」とかコンビネーション良くなったのはなんだったんや…
「行くよリズム!」
「えっ?う…うん!」
「「プリキュアパッショナートハーモニー!」」
しーん
「あ、あれ?おかしいな…」
「どうして技が出せないのかしら…」
「二人の心がバラバラだからにゃ!もう一度心をひとつにしてやり直すにゃあ!」
そして必殺技を放とうとする2人ですが、今日は息が合わないせいでそれも不発に終わる結果に…
うーん、何か大ゲンカしてる時ならしょうがないけど、特に理由もないのにこれだけチームワークが悪いっていうのは
なんだか見てていい気がしないなあ…ただ、必殺技バンクは今までの息が合ってるバージョンと違って、
今回の失敗バージョンはちゃんと表情を変えてるんですね。そこだけは芸が細かいなと評価できるポイントですが…
「二人にはハーモニーパワーが足りないにゃ!それを高めるには音楽の練習をするのが一番にゃ、
二人でひとつの曲を演奏するにゃ!」
「え、二人でひとつの曲を…?」
「やろうよ響!また昔みたいに2人でピアノを弾いて…」
「え〜私は無理。部活の助っ人で忙しいし、運動した後はお腹がすいてご飯を食べて…
その後は眠くなってすぐ寝ちゃうから、そんなヒマないもん」
「あ、あのねぇ響…少しはプリキュアの自覚ってものを!」
「だいたい技を出せなかったのは、奏が出遅れたせいじゃん」
「な…なによ!私だけが悪いっていうの!?
もういい!響とピアノの練習なんて、こっちがお断りよ!!」
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《あっ響、ママの知り合いのTV局の人がレポーターを探してるって言うから、
奏ちゃんと響を推薦しておいたわ!よろしくね〜!》
「ええ!?勝手に決めないでよ!ったく…
どうして私が奏と2人でレポーターやんなきゃなんないのよ」
「わ…私だって嫌よ!響とテレビに出るなんて!」
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「はい、ではそろそろ本番行きましょうか!5秒前!4、3…」
「こ、こっ、ここ、か、華音町は、お、お、音楽の…」
「奏ったら緊張しすぎ〜。もっと気楽にやれば?」
「き、緊張なんてしてないわよ!響と違って私はちゃんと練習してきたんだから!
え〜…華音町は音楽の町です!西暦1779年、楽器職人の調辺音衛門が住み着いて以来、
楽器作りが盛んな町に…」
「ふぁ〜あ、奏のレポートって堅苦しくってつまんない」
「な、なんですってぇぇぇーっ!!」
・響と奏、もう勝手にしろ。と思ったのは私だけでしょうか・・・?
響と奏、もう勝手にしろ(えー
は〜…結局その後も、こんな感じでずっと特に意味がない仲違いを続ける2人。正直見てて疲れるわ…
この間のまどっち語りの時も書きましたが、私は見てて殺伐とした気分になるアニメってのは好きじゃないんだ…
今回も最後は仲直りするわけですけど、次回予告を見ると「響に私の気持ちは分からないわ!」ってまた次もケンカするみたいだし
それ本質的な解決になってないですよね?本質的な解決にならないですよね?(えー
一体いつまで同じことを繰り返すつもりだよ!1話であの酷評をかまして以来、面白くなるのを期待してこれまで我慢してきましたが
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海より広い
私の心も!
ここらが
我慢の限界よ!! |
マリン先輩こいつらにヤキ入れてやってください!今度のプリキュアオールスターズで
「てめぇらプリキュアの顔にドロ塗ってんじゃねえぞ?お?」って性根叩き直してください!いやマジで!
そうそう、オールスターズと言えば今回はOPでその映像が見れたのが唯一の救いだったなー
というかOPを見てみるとえりかが凄い目立ってる!なんだかこれえりかの場面ばっかり選んで抜き出してないか?ってくらい
えりか目白押しな気がする。やっぱり愛されてるのかなぁ、こういう集合モノだとキャラが没個性になりがちだけど
えりかはしっかり自分のキャラを確立してる感じですね。やはりハトプリの象徴的なキャラと言えばえりかだよなー
その反面なんだかちょっとキャラ崩壊してそうな臭いがするのがいつき。
ピコハンを手にする顔がなんかヤバイですよ!?それに降ってくる敵を見てビビリまくったり大丈夫ですか!?
それと久々に見るフレプリの面々も懐かしいなぁ。やっぱりキャラの外見で言えばフレプリが一番好きだなー
だが俺のブッキーが全然映っていませんよ!?
最も神なプリキュアをまるで映さないとかどういうこと!?まさかまたブッキー空気なの!?ちくしょう許さねえそんなの絶対許さねえ
ふぅ、しかしこのブラックのパンチを受け止める描写は凛々しくてカッコいいなー
他のプリキュアの衣装は可愛さ重視って気がしますけど、ブラックは何か戦闘服って感じでバトルでカッコよく見えますよね
本編よりもOP見てる方が楽しいや…もうOPだけでいいなこの番組(えー
・毎度毎度ケンカしてるプリキュア2人より、ハミィやトリオ・ザ・マイナーの方が良く見えてしまう・・・
早く2人が普通に仲良くしてる回が見たいよ。
うん…そうだね、もう正直ケンカはたくさんですよね…
仮にケンカをするにしても、何か意味のあるものにして欲しいです。今の2人のケンカは不毛すぎるよ…
たとえば「意味のあるケンカ」の例を挙げるならこれでしょうか、ジュエルペットてぃんくる第7話。
この時は「祐馬君と話すなんて無理だよ、千夜一夜草を探すのも無理だよ、もう全部無理だよ」と弱音を吐くあかりに対して、
「すぐに無理だって言うあかりちゃんなんて嫌いだもん!どうして諦めちゃうの!?あかりちゃんの弱虫!!」と
ルビーが啖呵を切るシーンです。これは後々の展開を考えるなら絶対に必要なケンカでしたよね。
なにせこれ以前のあかりは祐馬とまったく話したことがなかったので、
ルビーに叱られなければ今のような祐馬との関係は全然築けていなかったことでしょう。
それとこの時のケンカに嫌な感じがしないのは、ルビーがあかりのためを思って叱っているからですよね…
スイプリのケンカはなんていうか、単に自分のイラつきをぶつけてるだけで相手のことを考えてないのが問題だと思うんだ…
あと、ケンカ回はやっぱり毎回やるよりたまにやる方が意味があると思うんですよ。
これはリルぷりっの第33話で、まだ私がレビューしてない話なんですけど
見ての通り名月とりんごさんがケンカして「こんな奴とひめチェンなんかしたかねーよ」と変身をボイコットする場面ですね
私の見た限り、リルぷりの3人がケンカをしたのは唯一この回だけです。
普段はいつも仲がいいだけに、「変身したくねー」という態度が珍しくて笑えるし、それに
一人だけケンカしてない俺のレイラマジ天使という楽しみ方もできるし:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
とにかくさ…無意味に毎回ケンカばかりされても楽しめないってことですよ
この間の父親回で言ってたじゃないですか、「自分達が笑顔にならなきゃ観客を笑顔になんかできない」って
あの時私は「はーん何言ってんだよ、演奏会の人みんな笑顔になってんじゃん」とさんざんコケにしてましたが、
観客=俺という意味で考えるとこれ以上ないほどピッタリはまった意味になりやがる…(えー
あの時の無意味だと思ったセリフが、そのまま俺に当てはまることになろうとは…なんたる皮肉…
ともかくスタッフはもう一度この言葉を思い出して、今のケンカ路線を考え直してもらいたいもんです
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はっ…そうだ!
自分達が笑顔にならないと、
視聴者のみんなを笑顔に
できないんだ!! |
というわけで次回に続く
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