アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第1話「その箱に詰めるもの」
 

そんなわけでいよいよ始まりましたね、アニメ版ソーマの第二期である食戟のソーマ弍ノ皿。
第一期では選抜の予選が終わったところで幕引きとなっていたので、第二期はちょうどその続きからのスタートとなりました
つまりは選抜本戦からの開始ということで、ソーマVSアリスの戦いが描かれた第1話となってましたね

話の流れはほぼ原作通りでしたが、驚くべきはその進行ペースですよ
なんと今回の1話だけで、原作の第61話から66話までの6話分を一気に消化!
ろ、6話分ってあんた!俺がこないだ書いた原作の感想が124話だから、仮にこのペースを維持したら
アニメ10話ぐらいで俺の感想に追いついてしまうじゃないですか!
や、やめろー!それだけはやめろー!!(えー

ぐおおおお、アニメに追いつかれる屈辱だけは避けようとこのところ原作感想を進めてきたのに!
この分じゃ1クールが終わる頃には追いつかれちまうよ…なんてこった…今回も2クールやるだろうから
第二期が半分くらい進んだ時点で、俺の感想はアニメに遅れを取ってしまうのか…

ち…
ちくしょーーー…!!


ちくしょおお
お〜〜〜っ!!!
 

(C)鳥山明/集英社

 

という風に悔しがってから気がついたんですが、今回のアニメって1クールで終わるみたいですね(えー
1クールで終わる!?てことはつまり、俺の感想がアニメに追いつかれない可能性もあるってことやな!?
くっくっく、いいぜかかってこいよアニメ野郎、この俺の感想がアニメに後れを取ってたまるかよ!(えー

・ソーマ2期は1クールのおかげか物凄いテンポでアリス戦を片付けちゃいましたね……… by はやとちり

それと「進行ペースが早い」って件については、それを気にするようなコメントもこうして来てますね
あとはツイッターや各種サイトを見てみても、このペースの早さについては賛否両論あるようで…
ふむなるほど…じゃあそんな進行ペースについて、改めて俺の意見を言わせてもらうと

私はいいと思う!!(えー

(C)ゆでたまご/集英社

 

いやすいません、さっきまで「ペース早すぎなんだよちくしょー!!」とかギャーギャーわめいていながら、
こんなこと言うのもアレなんですが、ただ俺がそんな風に言っていたのは
自分の感想に追いつかれるのがやだという、それだけの理由で言っていたわけでして、
純粋に作品としての出来を評価した場合、俺はこれぐらいの進行ペースでも全然問題ないと思うわけですよ

というのも、そもそもアニメ版ソーマは一期の頃からこれぐらいテンポ早かったと思うわけで。
そう、特に一期の選抜予選に入ったあたりの時期は、これとまったく同じぐらいのハイスピードな展開だったと思います
俺の一期の感想を見直してもらえれば分かりますが、「かなりのスピード感でジェットコースターのような速さ」という風に
予選での進行ペースの早さを評してましたし。そういう速さに対して不満はなかったし楽しんでたんですよ俺は。

だから今回の二期についても、一期の時と同じような気持ちで見てます。
「へえ、テンポ早いな」とは思いつつも、それに対して不満はなく普通に楽しんで見てるという。
そしてこれだけテンポが早い理由については、一期にしろ二期にしろ
「限られた話数の中でキリよく終わらせなければならない」という
アニメの話数を考えれば必ずついてまわる問題だから、それを考えれば仕方のないことだなとも思うんですよね

たとえば一期の時は、選抜に差し掛かったのはだいぶ話の終盤(第20話)で、最終回は第24話と目前に迫っていたから
この限られた話数の中で選抜予選を終わらせるためにあのハイスピードな展開になったと思うわけで
二期もそれと似たようなもんです。二期はもともと第13話までという短いスパンでの放送になるわけだから
この限られた話数の中で選抜本戦やスタジエールを終わらせるには、ハイスピードな展開が不可欠といったところでしょう

だからまあ、そういう事情もあることだし、俺としては展開の早さについて噛み付くつもりはないですね。
むしろソーマVSアリスの話がキチッと1話に収まっていて、キリが良くて見やすいなと思ったくらいだし。
展開を早くしたことで話が破綻してるなら俺も文句を言っていたと思いますが、
俺の印象では「ソーマVSアリスの描写を中心にして、余計なものは省いた」って感じで、きちんと話の軸はしっかりしてると思うし
カットされた部分に関しては、まあしょうがないなって許容できる範囲だったと思います

具体的にカットされた部分っていうと、たとえばこども料理教室の話なんかがそうでしたよね
原作では1話まるまる使って描写したこの話も、アニメでは数秒の回想シーンで済まされるというぐらい
一気に短縮されていたわけです。まあ正直、俺も最初見た時は、このカットはちょいと残念な気持ちになりましたけどね

なぜなら、俺は原作でこの話の感想を書いた時に
花音ちゃんはおそらくえりなお嬢様の妹だろうという仮説を立てていて、
実際のところはどうなのかっていう風に気になっていたので…

ただ、そうは言っても花音ちゃんはこの後まったく再登場する気配もないし、
今となっては1話限りの一発キャラで終わりそうだなって気もするんですよね。だからそんな一発キャラを
時間に余裕のないアニメでじっくり描写する必要があるのかっていうと、それはカットされても仕方がないなと思うわけです

他にカットされた部分っていうと無駄にセクシーな榊さんの場面がそうですね
榊さんは原作だと、アリス戦の前に試作中のソーマにしばらく付き合う描写があって
その時にそれはもうエロい悩殺ポーズを取りまくっていたわけですが、
アニメだとこの部分も短い回想となっていたので、悩殺ポーズはカットされてしまったという…

いや正直俺も、榊さんのセクシーポーズがカットされてしまったことは悲しいですが、
ただこれがストーリーの本筋に必要なものかというと別にそうじゃないと思うんですよね
さっきの花音にしてもそうですが、あくまでも尺に余裕がある時に寄り道として描写されると嬉しいものであって、
本筋の尺がキツキツである以上は、削られるのもしょうがないと思うわけです



ただそんな中で、磯兵衛ネタはきちんと入れてきたあたりスタッフの意地を感じたね…(えー
原作でもありましたよねこのシーン、榊さんが磯辺揚げを食った結果磯兵衛を召喚してしまうっていう
磯辺揚げだけに磯兵衛。視聴者のみなさんにこのダジャレはちゃんと伝わったでしょうか
何しろ音声だけを聞いてると「磯の香りが…!」「包み込むで候」「誰!?」という具合に磯兵衛の名前が出てこないので
もしかしてダジャレってことに気づかない可能性もあるんじゃないかと…附田先生の渾身のダジャレが!そんな悲しいことがないように
今日この場でダジャレだけは覚えて帰ってください。磯辺揚げだけに磯兵衛と。磯辺揚げだけに磯兵衛と!(えー

さて、なんだかここまで書いた内容では、「尺が足りないので色々な場面がカットされてしまう」というデメリットばかりを
語ったような気がしますが、進行が早いってことはそんな悪い点ばかりじゃないと思っています。
むしろ良い点もいっぱいあるし楽しく見られるアニメだと個人的には思ってますんで。

では展開が早いことのメリットと言えば何かというと、まずはやっぱりテンポがよくて見やすいってことですね。
不必要な場面や尺稼ぎみたいなものが一切なくて、スイスイと先に進むからすごくスムーズに感じるし
そういう心地よいスピード感がある中で見るというのが、個人的にすごく快適に思えます。そういう「心地よい速さ」については、
ソーマ一期の感想でも書いたことがありますね。個人的にはこれこそがアニメ版ソーマの醍醐味だと思っているくらいです

それともう1つのメリットなんですが、アニメ版ソーマを見た後っていうのは
すごく原作版ソーマを読みたくなるんですよ。
一期の時もそうでしたが、アニメ版ソーマを見た後はいつも、「いや〜テンポ良かったなあ」って余韻を感じながら
「原作ではどうなってたかな」ってもう1度原作を読みたくなるんですよね

これっていうのが素晴らしい長所だと思うわけです。アニメを見ることで原作に対する興味が湧いてくるっていう。
そもそも漫画をアニメ化する最大の目的は何かっていうと原作漫画の売り上げを伸ばすことなわけで
そういう意味じゃ、アニメを見ることで原作に興味が湧いてくるような作風に仕上がってるっていうのは、凄い長所だと俺は思いますね

そもそもなぜアニメ版ソーマを見ると原作を読みたくなるのかというと、
アニメ版は原作をなぞりつつも適度なアレンジを加えているからだと思うわけですね
このさじ加減がいいわけです。たとえばアレンジを加えるにしても、
まったく原作の形が残らないぐらいアレンジしすぎな内容になってたら意味ないと思うんですよ
そんなことをしたら原作とは完全に別物になってしまって、原作とのつながりも薄くなるし、興味も湧かなくなってしまうんで。

だからアレンジしすぎなのは良くないと思う。でも、だからと言って逆に忠実すぎるのもダメだと思うんですよね
たとえば、まったくアレンジ要素のない100%原作に忠実なアニメを作ったとする。
そういう作品を俺が見た時に思うのは、これってアニメか原作のどっちか片方見たら
もう片方見る必要ねぇじゃん
って思ってしまうんですよね。

なにしろアニメも原作もまったく同じ内容になってるんだから、わざわざ両方を見る必要性を感じないっていうか
そういうアニメを見た時って、原作を手に取りたいって気持ちが湧いてこないんですよね
まあこれは俺の個人的な心情だから、他の人は違うのかもしれませんが、少なくとも俺の中ではそうなってるわけです。
原作をアニメ化する場合、忠実すぎてもダメだしアレンジしすぎてもダメだと。
そう、俺の理想としては、美作の料理みたいなアニメが一番理想なんですよね(えー



なぜなら美作の料理ってアレじゃないすか、基本的には元の料理を忠実になぞりながらも、
ここぞというポイントで必ずアレンジを入れて、元の料理を一歩上回ったものを作ろうとする
っていう
そういう精神によって作られてるもので、俺がアニメに求めてるのはまさにそういう精神なんですよ
そんなアニメを作って欲しいんだよなぁ…世の中みんな美作みたいになればいいのになぁ…(えー

まあともかくですよ、アニメ版ソーマっていうのは、そんな美作の料理のように
基本的には原作をなぞりながらも、ここぞというところでアレンジを入れるっていう
俺の理想的なアニメ作りをしてくれているので、そのおかげで一期はすごく楽しめたし
二期も今回の1話を見た限りじゃ、そういう雰囲気を持ってて期待できそうだと思います

そんなわけでテンポについての話が大半を占めてしまいましたが、それとは別に今回の1話を見て思ったことは
ソーマの作った鱈フライや磯辺揚げがめっちゃ美味そうだったってことかなー
これマジで作画すごくないすか?フライのサクサク感が見るからに伝わってきて「俺も食いてぇ…!」って気持ちになっちゃったわ

あとはなんつーか、ソーマとアリスが和やかに会話するシーンが多くて
この2人ってなにげにいいコンビだなって思いました
2人とも思ったことをポンと口にするタイプで、相手に対してぜんぜん壁がなくてキャッキャと喋ってるのがなんか見ててなごむし
この2人でキューピー3分クッキングみたいな講座をやったら面白そうだなって思いました

あとはやっぱアニメになると吉野に目を引かれるなぁって思う。これは一期の時もそうだったんですけど
なんか吉野ってアニメになるとやたら可愛く見えるんですよね。カラーリングがそうさせるのか
それとも内田真礼ボイスがそう思わせるのか分かりませんが…

他に気になる部分といえば、ショタソーマが可愛かったとか、OP映像に水原さんが出てて嬉しかったとか…
OP映像といえば、二期になってからのOPはソーマ達がビームを撃ち合ったり激しくぶつかり合ったりで
ずいぶんと派手な映像になってましたね

あれっていうのはやっぱり、この二期で描写するメインテーマが
選抜での料理人たちの激突だから、そういうド派手にぶつかり合う映像にしたってことですかね。それでは次回に続く


アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第2話「交錯する光と影」

さて今回のアニメ版ソーマですが、冒頭の場面ではソーマに負けたアリスがぴーぴー泣くシーンをきっちり流してくれましたね
いやはやこれはありがたいですよ。前回ラストでは、アリスがソーマに敗北した瞬間に
もう次の黒木場と恵ちゃんがスタンバっていたので、泣きわめくアリスはカットされてしまうのかと思いましたが
今回ちゃんと尺を用意してくれていたので、これには満足といったところです

あとアニメではアリスの声優さんが、かなり可愛らしい感じの声を出す人だから、
わんわん泣きまくるアリスの声がえらい幼く聞こえて、ほんとに小学生ぐらいのお子様ガールが泣いてるって感じでしたね
まあ実際、この時のアリスは見た目的にもお子様っぽいので、これはこれでアリなのかもしれませんけども

しかしそんな風にお子様な一面を見せた後で、会場を去ったアリスが見せた表情というのが…



こんなんだったのには吹きました。こえええええええ!!
さっきまでのお子様顔と大違いじゃねーか!この眼力だけで人を殺せそうなおっかない表情ときたら…
この画像だけ見ると、子供らしさなんて微塵もないアダルトで妖しいキャラに見えますよね
アリスって大人っぽさと子供っぽさが同居してる感じのキャラだよなー

ともかくアリスが退場した後は、次の試合のために黒木場と恵ちゃんの出番となるわけですが…

《それでは選手の入場です!
 予選Aブロックを幸平選手と同じ2位タイで通過、黒木場リョウ選手です!》

この黒木場の紹介セリフ、なにげに原作にはないアニメオリジナルの言葉でしたね
この改変で俺がどう思ったかというとめっちゃいい改変やんと思ったわけですよ
なぜならこの紹介セリフは、ソーマと黒木場の実力が同等であるってことを強調してるからですね

俺がこの時期の原作感想を書いてた時に、ずっと言っていたことっていうのが
ソーマと黒木場は予選の時に同じブロックで同じ点数を出したわけだから、この2人って実力的には互角なわけで
そのことをもっと強調するべきだって言ってたんですよ。ソーマと黒木場は互角の腕を持つライバルだと。

というのも、この頃の原作はとにかくソーマと葉山を比較してばかりで、黒木場のことは完全スルーだったので
俺はそのことがすごく気になってたんですね。ソーマと比べるなら、葉山よりもまず黒木場を優先すべきなんじゃないのかと。
感想の中でも何度かそのことに触れたりしてて、もっとソーマと黒木場を比べろってことをわーわー言ってたわけですが…

そんな俺の不満を解消してくれるのがさっきの一言だったというわけです
「予選Aブロックを幸平選手と同じ点数で通過した黒木場選手」っていうね
ソーマと黒木場が互角なことを強調し、まさしく俺の不満をきれいに消してくれる一言。
地味な改変ではありますが、これがあるとないとじゃガラリと印象が変わってくると思います

加えて言うなら、このシーンだけに限らずアニメ版ソーマでは、ソーマと黒木場の比較を他の場面でもやってくれてるんですよね
それは第一期の予選終了のシーンで、黒木場がソーマの93点という点数をジッと見ながら
「同点…幸平…創真…」っていう風につぶやくシーンがあったわけです

これもまた、黒木場とソーマが同点だということを視聴者に印象付けるために、アニメで追加されたシーンですよね
こんな風に、原作にはない細やかなアレンジで、俺の抱えていた不満を解消してくれているのが
アニメ版の素晴らしい長所だと思いますねー

さらに、俺が喜ぶようなアニメ版の改変点は他にもあります。
それがこのシーン、恵ちゃんが試合前にラーメンの試作を行う場面ですね
原作だとこの場面では、いまいち強そうに見えないハゲ先生の教えを思い出しながら
恵ちゃんが試作を進めていったわけですが、アニメではそんなハゲ先生の出番がなくなっていたわけです

このハゲ先生について、俺が原作を読みながらどんな感想を書いたかっていうと
こんなハゲの教えをいくら思い出しても黒木場に勝てっこねーぜ!ってことだったんですよね
なぜなら黒木場はソーマと変わらない強さを持つ男なわけですから、それを相手にこのハゲ先生の教えで戦うのは頼りなさすぎると。

イメージしやすいのは、恵ちゃんがソーマ本人を相手に真剣勝負を挑むと考えた場合、
果たしてこのハゲ先生の力でソーマに勝てるのかってことなんですよね
正直ぜんぜん勝てる気しないんですよ、このハゲの力じゃ勝てっこないですよ!(えー

そう、だからこのハゲについては、出番カットにしちゃってもよかったんじゃないかと思っていたわけです
その結果アニメではどうなっていたかというと、ハゲの出番はきれいにカットされていたというわけですね
ここでもやっぱり、俺が原作で感じていた不満を解消するアレンジを入れてくれたわけですよ。



こういうアレンジのひとつひとつが本当にありがたいというか、要するに原作を読んでいて「引っかかる部分」だったわけですが
アニメではそれがきれいに解消されているので、引っかかる部分がどこにもなくて
とてもスムーズな気持ちで見れる
んですね

そういう風にアレンジを数多く入れているわけですが、アレンジを加えつつも主軸のストーリーはきっちり守っているというのも
素晴らしいと思うわけです。アニメスタッフは決して自分達の好き勝手に話をいじっているわけじゃなくて、
忠実に守るべき原作の部分は忠実に再現して、そのうえで俺が喜ぶ細かいアレンジを加えてくれているというのがね…

それがやっぱりありがたいなぁと思うわけですよ、これは二期だけじゃなくて一期でもずっと感じていたことで
ソーマスタッフの話作りというのはまさしく俺にとって理想的で、こんなに嬉しいアニメ作りはない
思っているぐらいなんですよね。ちなみにそんな理想的なアニメ版ソーマで、唯一もったいないなと思っていたのが
一期の時に後半で作画が失速してしまったってことなわけです

一期の時の放送は2クールで全24話だったわけですが、1クール目が終わって後半に入ったあたりで
作画がちょっと物足りない感じになっちゃったんですよね。それが唯一改善して欲しいなって思った点だったわけですが
今回のこの二期は1クールで全13話に変わったわけですよね。そう、1クールになったことで
俺が唯一の欠点だと思っていた「後半の息切れ」が、この二期では改善される可能性が非常に高いと思うわけです。

そうなると、いよいよ不満点がどこにもなくなって最高評価のアニメになると思いますねー
13話っていうのは俺の原作感想にも追いつかないペースだから
俺のメンタル的にも安心して見れますしねー(えー  まあともかくですよ、このアニメ版ソーマ二期っていうのは
俺が一番喜ぶようにできているというか、俺の感性に一番フィットした形になっているんですよねー

 

それと黒木場VS恵ちゃんのエビエビVSホタホタもしっかり放送されてましたね
前回の磯兵衛もちゃんと出てきてたから、こっちもやってくれるだろうと思っていたので、期待通りに再現してくれて何よりです
しかし個人的にはこの後がさらに面白かったですね

今回の話は、ちょうどこのエビエビVSホタホタの場面が最後のシーンなわけなんですが、
それが終わってCMに入った途端に出てきた映像というのが

ドッギャーン!!

本家ジョジョのCMじゃねーか!!このタイミングでこれが出てくるだとォ!?
まさに神がかったタイミングでの本家ジョジョCMにめちゃくちゃ笑ってしまいました
まるで「新手のスタンド使いか!!」と億泰が恵ちゃん達を攻撃するような絵ヅラ
面白すぎるだろ、BS11だとこういう流れになっていたので、このチャンネルで見てよかったわーと思いましたね

あと関係ないですが、CMといえばソーマのDVDボックスのCMは吉野が担当してるんですね
これ正直ちょっと驚きました、吉野って役割としてはそんなにメインキャラってほどでもないから
まさかこんなDVDのCMでばばーんと出てくるとは思わなくて。ただやっぱりアニメの吉野は可愛いからなー
アニメだと俺もすごく吉野の存在感を感じるから、そういう意味じゃこの人選はアリかもしれませんね。次回に続く!


アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第3話「玉の世代」

さて今回のアニメ版ソーマですが、今回の話はいよいよ美作が登場する内容となっていましたね
アニメ版の美作については、以前から「一体どうやって登場させるんだろう」とかなり気になっていたんですよねー
なぜなら美作は第一期のアニメにまったく登場しなかったですからね

そう、原作とは違って、アニメ第一期では美作が予選を勝ち抜く描写が全部カットされていたので、
今回が美作のアニメ初登場となるわけです。そんなわけで、アニメ派の視聴者にとっては
「いきなり出てきた見知らぬ男」というのが美作に対する印象のはず…ここから美作をどう紹介するかに注目したいところです

「よう。また会ったな、幸平創真」

「ん…?お前は予選の時の…」

ってえええええええええ!?
い、いやちょっと!?なんで普通に予選で見たみたいに話してんの!?視聴者はそんな場面まったく見てないのに!
今回が美作の初登場なのに!第一声が「また会ったな」ってそれでええんか!?

うーん、ちょっとこれはどうなんだろう…アニメから入った視聴者はかなり混乱したんじゃなかろうか
「え、予選にこんな奴出てきたっけ?」と一期のアニメを見返した人もいるかもしれません
ただ、いくら見返しても一期に美作の姿はないんだよなぁ…
うーむ、アニメ版の話作りについては常に褒め続けてきた俺ですが、この美作の扱いだけはちょっとモヤモヤしたものを感じてしまったな

それと今回の本戦トーナメントは、秘書子VS葉山の対決だったわけですが、
アニメ的に注目だったのは、やはりスッポンをさばく秘書子のシーンですかね
原作ではスッポンの首をまっぷたつする秘書子の手元まで全部映してましたが、
さすがにアニメはそこまで映せなかったようで、ちょうど手元を隠すようなカメラワークになってましたね

ただ、俺的に真のグロはこの後にやってきたという感じです
スッポンの首を落とした後、秘書子はスッポンの生き血をドポドポ抜いたり
甲羅に包丁をズブズブ入れて内臓の処理を始めたりするわけですが、
その動きをひとつひとつ見ていくのは正直キツイものがあったね…

やっぱりこう、首のないスッポンから真っ赤な血がドポドポ出てくるっていうのは
見てて気持ちのいいものじゃなかったし、スッポンの体にズブズブ包丁を入れて内臓を処理するっていうのも
バラバラ殺人事件か何かを見てる気持ちになっちゃって、
なんとも言えないグロさを感じてしまったというか…

まあ、秘書子の調理風景については観客も「おえええええグロいいいいい!」と悲鳴を上げていたので
テレビの中の観客と、俺たち視聴者が同じ心境になったなら、臨場感があるって意味で成功と言えるのかもしれませんけどね



ただ、そんな風に調理風景ではグロかった秘書子のスッポンバーガーですが
完成図を見てみるとあら不思議、キラッキラでめっちゃ綺麗に仕上がってましたね
正直これには驚きました、見てるとヨダレが出てくるというか、選抜に出てきた料理の中で一番食ってみたいかもしれないなぁ

あと注目なのはやっぱり、そんな秘書子のスッポンバーガーを食ったジジイのリアクションですよね
原作では、これを食ったジジイが気が付くとウルトラマンの姿になってましたが
アニメではなんとウルトラマンになる瞬間の変身シーンが追加される結果に!



まさにウルトラマンの変身だこれー!!それとウルトラマンはウルトラマンでも、
帰ってきたウルトラマンの変身ですよねこれ
変身アイテムを使わずにジジイの体が自然と発光しながら変身してることや、
オレンジ色に光り輝く背景の色からしても、帰ってきたウルトラマンが元ネタなんだろうなって気がします

そしてこの後は例の、内なる食欲を丸裸にされる秘書子のシーンで決着となるわけですが、
相変わらずこのシーンはエロいね!いやはやたまりませんな
というかアニメで見ててこのシーンが余計にエロく感じたのは、こんな風に脱がされる前から
秘書子のおっぱいがやたら大きく描写されてたんですよね

いやマジで、今回の秘書子は「めっちゃ爆乳やんけ!」っていうくらいすんごいおっぱいでかかったと思います
原作での秘書子は胸の大きさってそこまででもないんですが、今回はバインボインに増量されてましたねー
そんな風に脱ぐ前から秘書子のおっぱいを意識してる中、それが一気に脱げたらそりゃ興奮するよね(えー
そういう意味ではナイス改変だったと言えます。おっぱい万歳。次回に続く!


アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第4話「追跡者」
 

さて今回のアニメ版ソーマですが、タクミvs美作の対決が描かれる内容となっていましたね
ちなみに今回、原作と直接見比べてみようと思って、原作コミックスを片手に視聴してみたんですが
いやこうして見てみると本当に細やかなアレンジの数々に感心してしまいますね

セリフを少し短くテンポよくしてあったり、シーンの順番を細かく入れ替えて効率よく見せてあったり、
解説セリフはできるだけ丸井に言わせて、解説キャラとしての存在感を増してあったり、
1人のキャラが喋っていたセリフを2人に分けて会話のキャッチボールのように見せていたり、
そういった細やかなアレンジでありとあらゆる場面が見やすくなっているという、驚きの仕上がり具合になっていました

こういうのってアニメだけ見ていると気づかないくらい本当に細かいアレンジで、原作の空気をちゃんと残したまま
より見やすく、より聞きやすく、よりテンポよく、より効率よく描写するにはどうすればいいかってことを
とことん考えて作られているってことを実感しましたね。そう、見比べることで的確なアレンジの存在に気づくわけです。
2つを並べて見た時に、より良いものになっていると気づくこの感覚…



これぞまさしく美作の料理やなって気持ちになる話だったと思います
あの細やかなアレンジはまさに微に入り細を穿つってやつですよ。
これこそまさに「美作の話」という言葉がピッタリの内容だったと思います



あと今回の話でビビッたのはやっぱり、審査員のじーさんの少女漫画ソングですね
このじーさん、原作の時点で美作の料理を食いながら恥ずかしい歌を披露してましたが
アニメではなんとその歌にラップ風味のメロディがついて「HEY☆YO☆」とじーさんが歌いまくるという
さらに恥ずかしい内容になってて吹きました
まさかこのじーさんの声優の人も、恥ずかしい乙女の恋の歌をラップ風味で熱唱するハメになるとは思うまい…

・ソーマの4話見ました!正直ラストシーンのソーマは四宮戦の時と一二を争うぐらいかっこいいと思います!!!
 あと、今回次回予告にソーマの幼なじみちゃんが出てましたが、原作で登場してるシーンありましたっけ?
 もしかしてアニオリ改変でも来るんですかね? by クロキ

それとこのクロキさんのコメントで、「次回予告に真由美ちゃんが出てるのが気になる」ということが書かれてますが
多分次回に出てくる真由美ちゃんってのはアレだと思いますよ

 

「俺の名は幸平創真…いつか親父を超えて
 この店を背負う料理人になるのが夢なんだ!!」

「幸平くん…(ドキドキ)」

っていう美作のなりきり妄想の中に出てくる真由美ちゃんだと思いますよ



そう、つまり次回予告で頬を染めていたこの真由美ちゃんは、
美作に対してそれはもうラブラブな姿を見せることになると思います。おおなんてこと!
ちなみに真由美ちゃんの横に映ってるのはおそらく白味噌でしょうね。ソーマがビーフシチューの隠し味に使ったやつ。

この時ソーマは早津田と一緒にビーフシチューの試作を繰り返したわけですが、アニメでは早津田の存在はどうなるんでしょうね
どうも原作の時は早津田ってだいぶ不評だったらしくて、恵ちゃんの役割を奪ってしまうような立ち位置でしかも無能というのが
ファンから苦情を受ける原因になってしまったみたいで…まあ個人的には、早津田がアドバイザーとして無能だからこそ
困ったソーマがえりなお嬢様にアドバイスを求めに行くって流れがこの時初めて生まれたと思うので、
ソーマとお嬢様を繋ぐためのキャラとして、早津田も一応必要な奴だとは思いますが…
ただやっぱり不評な面はあるので、アニメスタッフがそこにメスを入れてくるのかどうか注目したいですね

あとどうでもいいけど、美作とソーマがちゃぶ台を囲むシーンで
ウルトラセブンのメトロン星人の回を思い出したのは俺だけでしょうか
だってこのちゃぶ台を囲む2人の構図と、窓から差し込む夕日が!この絵ヅラは完全にメトロンやで!

前回も帰ってきたウルトラマンの変身を再現していたアニメスタッフなだけに、
この場面もウルトラセブンのワンシーンを再現した可能性もなくはないかと…

あとはエンディングテーマの一場面で、花畑で眠っているキャラが映されるシーンがあるんですが
この花畑で寝てるキャラは毎回違うキャラが描かれているっていう法則があるみたいですね
第2話はソーマ、第3話は恵ちゃん、第4話はタクミと言った感じで。ちなみに第1話はエンディングテーマ自体がありませんでした

まるで死んだように眠っていることから、選抜で敗北したキャラのお葬式みたいなことを
ネットの一部で言われてますが、でもソーマは負けてないからお葬式っていうのはどうなのかなと…
まあ今後の話でどういうキャラの人選になっていくかに注目ですね。次回に続く!


アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第5話「一口目の秘密」

さて今回のアニメ版ソーマなんですが、不覚にも録画に失敗してしまいました(えー
いつもはBS11で見てるんですが、今回それをミスってしまったのでニコニコのネット配信で見ることにしました
画像もそこから拝借したわけですが、最近のニコニコ配信は画質いいんですねえ
なんだか普段俺がキャプチャしてる画像よりもむしろ綺麗じゃないか?(えー
俺が使ってる録画の機材ってかなり古臭いやつなんで、やっぱ時代遅れなのかもしれないなー

まあともかく今回の内容についてなんですが、早津田が登場してソーマと一緒にビーフシチューの試作を繰り広げるという
原作通りの内容となっていましたね。前回の感想で、「もしかしたら早津田の存在はカットになるんじゃ」と書きましたが
さすがにそんなことはなかったんやな…
早津田をカットするってなると結構な大手術になるだろうし、アニメスタッフはそこまで大幅な改変は望んでいなかったということか

あと原作で早津田が不評だったのって、たぶんソーマの相棒役を何週にも渡って独占してしまったところだと思うんですよね
その結果、「お前いつまで出しゃばってんだよ」みたいな空気が読者の間に広まってしまって、
結構叩かれたりしてしまったんじゃないかと思います。でもアニメでは原作よりかなりテンポがいいから
早津田の出番は今週と来週で終わりになるだろうし、短期間でスッと身を引く分にはあまり叩かれなくて済むんじゃないかなあ

あとお嬢様が読んでた「心をのせて」の表紙がアニメだとちゃんと描かれてましたね
確か原作では、この表紙ってすごくぼんやりした描かれ方で、どんな表紙なのかハッキリ分からないようになっていたんですが
ただ本編の中ではぼんやり表紙だったものの、単行本10巻の描き下ろしでちょっとだけ描かれていたように思います。
それがちょうどこの女の子の絵だったので、アニメではそれを元にしてデザインし直したみたいですね

それと前回の予告の時点で、ちょっと話題になっていた真由美ちゃんについてですが
「真由美ちゃんの出番ってどこにあるんだろう」というコメントに対して「たぶん美作の妄想劇場のはず」と俺が答えた結果
見事にそれが大当たりとなりました。ふっまあこんなもんですよ(えー

ただ、当たったはいいけど真由美ちゃんの出番って二期だと多分ここだけしかないよね
やべえよ唯一の出番が美作の妄想の中だけって哀れすぎるだろ
というかアニメに限らず真由美ちゃんの出番って、この妄想の後から現在に至るまでどこかに用意されてたっけ…
まさかこの妄想シーンが真由美ちゃんの最後の出番になるのでは…(えー
いちおう「ソーマの幼なじみ」っていうヒロインとしての武器を持っているのに、それが活かされる場面がないとは哀れな子やな…

あとはついに今回、選抜二回戦の審査員として水原さんが登場となりましたね。いよっ待ってました大統領!
正直選抜の二回戦で俺が一番楽しみにしているポイントといえばこれなので、
今回いよいよ出てきたのには嬉しいものがありましたねー
とりあえず水原さんの描写は作画最高品質でお願いしますよ!他の場面はいいから水原さんの場面は最高品質でやってくれよなー!



とか言ってたら作画微妙だこれー!!(えー
お、おいいいいいい!!この水原さん登場シーンの作画微妙すぎんよ!5人ともなんかいまいちしまらない顔してるし!
というか今回の話を見てて気になったのは、この場面に限らず「えっ、なんか作画やばくね」と思うシーンが
ちらほらと見られたことなんだよね…いや全部の場面ではないんですが、時々そういうのがあったってことです

まさか作画の息切れ!?いやいや早いよまだ早い!今回はまだ5話目で
全13話の折り返し地点に届いてないのに、ここで息切れするには早いって!早い早い!

吉田!
まだ早い!!
(えー

(C)木多康昭/講談社

 

うーん、一期の時も作画の息切れだけが唯一のマイナスポイントだっただけに
この5話目でその兆候が出てきてしまったのはなんとも不安ですね
食戟のソーマは絵が命みたいなところがあるので、どうにかこうにか踏ん張って欲しいところです



まあ、この後の座ってるシーンでは普通の作画になっていたので、そういう意味じゃ一安心なんですけども。
というか水原さん久しぶりに「私はLです」の座り方やってますね、原作ではこの時普通に座ってたから
水原さんのL座りを見るのもだいぶ久々な気がするわ

あと「作画の息切れ」とは言いつつも、えりなお嬢様のシーンは全体的にきれいだったと思います
なんか他のキャラより力が入ってるように感じたのは俺だけだろうか、アニメスタッフはお嬢様がお気に入りなんかな?

あとは今回、エンディングのお花畑で寝てるキャラもえりなお嬢様でしたね
てことはやっぱり、この場面って「負けたキャラのお葬式」っていうのとは関係ないんじゃなかろうか
今回の話でお嬢様が負けるとかそういう勝負はなかったわけだし、数話前も特に負けた様子のないソーマが寝転がってたわけだしね
なので特に深い意味はなくて、ただ寝転がってるキャラを描いてるだけだと思うんですがどうだろう。次回に続く



アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第6話「朝はまた来る」

さて今回のアニメ版ソーマなんですが、描写としてはソーマvs美作の対決がまるまる描かれて
それが決着するまでの内容となっていましたね。ところで俺は今までアニメ版の感想を書きながら
「アニメ版はちょうどいいテンポの早さやな!なんか世間じゃ早口すぎるとかってよく言われてるけど、
 俺はそう思わないしスムーズでええやん!」と言い続けてきたんですけど、今回の話を見て思ったのは
「あれ、なんかテンポ早すぎるような気が…あれ、早口すぎるような気が…あ、あれ?」という感じで
ついにこの俺もテンポ早すぎてついていけない系視聴者になってしまった感が…(えー

う、うーむ、なんというか今回の話は、普段の話よりさらにワンテンポ会話のスピードが早くなかったですか?
俺としては、普段の会話の早さぐらいがちょうど気持よく聞けるスピードの上限だと思っているので、
今回はその早さを超えてしまって、会話のスピード違反をやってしまった感が…(えー

などと思いつつ、そんじゃまあ感想書くかなーと思って、後になってまた今回の話を見返してみたんですが…するとその結果
あれ?なんか普通?テンポが普通になっとる?あれー?と感じるようになったという…(えー
これは一体どういうこと!?テンポは早いのか普通なのか結局どっちなんだ!?俺自身の感覚がわかんなくなってきたわ…と
少々困惑してしまったんですが、これってもしかしてあれなんですかね
時間帯によって人間のテンポの感覚が違ってくるってやつなんですかね
音楽を聞いたりする時によくあるじゃないですか、昼に聞いたら普通のテンポに聞こえる曲なのに
深夜に聞いてみるとやたら早く感じてしまうってやつ。それと同じことがアニメ版ソーマにも起こっているんじゃないかとね

というのも、俺は今までアニメ版ソーマを録画していつも昼に見ていたんですよ。
ただ今回の話だけは、たまたま夜更かししててリアルタイムで深夜に見たわけですね
そしたら「やけにいつもよりテンポがはえーな」と感じてしまって、でもそれを後になってもう一度昼に見直した時には
「あれ?なんかテンポが普通になったな」という感じがしたので…

つまり、昼に見るか深夜に見るかで、人間の感覚としてテンポが違って見えるっていうのは割とマジであると思います
今まで「アニメ版ソーマは早口すぎる!」って言ってた人たちは、みんな深夜にリアルタイムで見てたんじゃないかな?
話が長くなりましたが、つまりどういうことかというとアニメ版ソーマは昼に見ろってことですよ!
夜に見るとワンテンポ早く感じて、なんかやたら早口に見える可能性あるで!時間帯や!すべては時間帯のせいだったんや!(えー

まあテンポがどうたらこうたらという話はこの辺にしまして、なんにしても今回の話は作画がめっちゃ綺麗でしたねー
まったく文句ないくらいに整った絵が最初から最後まで続いていたので、そういう意味じゃ十分満足な回でした
前回の感想を書いた時には、作画がなんとも物足りない感じになっていたので、
おいおいもう作画が力尽きたのかよ速いよ速すぎるよー!!
だいぶ焦りまくっていましたが、それを今回見事なまでにリカバリーしてくれたので、なんとかこの調子で今後も頑張って欲しいですねー

あとタキ先輩が園果先輩の乳を揉みまくるシーンなんですが、原作通りにやったら前回の話に入る内容だったんですけど
アニメではそのシーンの順番を入れ替えたおかげで、今回の綺麗な作画で乳揉みシーンが描かれることになりましたね



せっかくだからGIFも作っておきます。綺麗な作画ばんざい!!(えー
本来なら前回の残念作画で描かれるはずだったものを、順番をずらしてくれたおかげで
今回の綺麗な作画で見られるようになったというのは嬉しいですねー、ナイスアレンジ。

そうそう、ナイスアレンジといえば、今回の話は原作よりも水原さんの出番がめっちゃ増えてたので
水原さんファンの俺としては歓喜な内容になってましたねー。原作だとこの話って
タキ先輩&園果先輩がとにかく出番多くて、そのぶん水原さんは隅っこに追いやられて出番がなかったわけなんですが
アニメでは細かいセリフを水原さんに言わせるように分担を変えて、水原さんの存在感をグッと高めており
「せっかく水原さん審査員なのに出番が全然ない…」と思っていた原作での不満点を
見事に解消してくれているんですよねー

特にこのビーフシチュー食べながら頬を染めるシーンだとか、ジェットコースター乗りながら楽しそうにするシーンなんかは
どっちとも水原さん可愛いなーオイ!!と思わず見とれるレベルだったので、個人的に大満足でしたわ
こんな水原さんの顔は原作じゃ見られないからな!?アニメだけで見れるアレンジなんやでアレンジ!

さらに水原さんの他にも、「おっいいアレンジしてるな」と思うシーンがありましたねー
それはこれですよ、ソーマがビーフシチューの調理を開始した時の



「即興!!」って考えてるシーンですね
これって原作の時に思いっきり突っ込んだシーンなんですけど、この後ソーマの料理が完成した時に
「幸平テメェ、即興料理に逃げたんじゃなかったのか!?」
「即興だなんて一言も言ってねーよ」ってやりとりがあって
あんだけでかい字で「即興!!」って考えてたじゃねーか!って突っ込んだわけなんですけど
アニメではこの場面がいい具合に改変されていたんですよね



そう、アニメだとこの場面で映し出されているのは恵ちゃんになっており、「即興!!」のセリフについては
「つまり今やってるのは、即興料理!?」っていう恵ちゃんの推測になっていたんですよね
そうなんですよ、ソーマ自身が言ってるわけじゃなくて、あくまでも恵ちゃんの推理でしかないから
「即興だなんて一言も言ってねーよ」っていうソーマのセリフと綺麗に繋がるってわけですね

あとはそうだなあ、今回ソーマが美作に勝った要因のひとつとして
筑前煮を参考にして、ビーフシチューにその技術を取り入れたっていうのがあるんですけど、
原作の感想を書いていた時に俺は、筑前煮とか別に重要じゃねーなと思ってその部分には触れなかったわけなんですね

ただ、アニメでその筑前煮のくだりが改変されて、その重要性に初めて気が付きました。
その改変された場面というのが、乾さんに対してソーマが話を振るってシーンなんですよ

「実は俺も、美作と同じことを考えはしてたんだよね、
 燻製ベーコンみたいな強いガルニチュールで味を強化すること…
 でもそれじゃダメだ。それじゃ俺の料理じゃない。
 色とりどりの味や素材が一皿の上に集結するようなイメージ…
 実はこれ、ある料理がモデルになってるんすよ。筑前煮っす」

「筑前煮は簡単な煮物って思われがちだけど、
 プロが作る筑前煮は少し違うんすよね、ヒナコ先輩」

「はい!それぞれの野菜に合わせた煮込み時間で、素材ごとの色合いや風味を
 最大限に引き立てるんです」

「そして最後にそれを一皿に再構成する…
 すべてのバランスに神経を尖らせながらね。この皿もそれとおんなじさ」

というのがそれです。原作だとこのセリフってソーマが全部1人で言っていたんですけど、
俺はこれって乾さんにも話を振ることがすごく重要な意味を持つと思いました
なぜならソーマは、試合前にビーフシチューのアイデアが浮かばずに悩んでいたその時、
ふと「そーいや合宿でのヒナコ先輩のお題は、日本料理のメイン一品だったか」と思い出すシーンがあったわけなんですが



俺は原作でこのシーンを見た時、この場面が何を意味するのかさっぱり分からなかったんですよ
「なんでいきなり乾さんの課題思い出してるんだ?それが今回の料理とどう関係あるんだろう」って感じで
この場面が描かれた意味にさっぱり気づいてなかったんですが、でもアニメでこうやって乾さんに話を振ってるところを見て、
まずソーマは乾さんの課題から日本料理を連想し、
そこから筑前煮のアイデアに辿り着いた
ってことが分かったんですよね

つまり、ソーマが今までに得た乾さんとの出会いや経験、それを活かして作り上げたのが今回のビーフシチューであり、
それを実際に経験していない美作には、こういったアイデアに辿り着くことができず、
上っ面の勝ちを得るためだけに燻製ベーコンのビーフシチューを出したってことですよね
でもそれに対してソーマは、筑前煮のアイデアを足がかりにして、
一皿の上にさまざまな味が集結する自分らしいビーフシチューを作り出し、美作に勝利したわけで。

つまり「実際に得た過去の経験」、そして「自分らしさを追求する」ということ、それは美作には真似できないことであり、
それによってソーマは勝利したっていうね…今回のアニメを見たことでそれが分かって、ようやくソーマの勝利に納得できた気がします
ちなみに、じゃあタクミはなんで負けてしまったのか、タクミにはそれがなかったのかって話になると、やっぱり単純に
タクミには考える時間や、料理をいじる材料が足りなさすぎたってことじゃないですかねー

タクミは美作のコピー能力のことを知らなかったから、「美作に真似できない料理を作ろう」って発想がそもそもなかったので
調理が始まってからそのことに気づいて、その時にはもう手遅れになっていて敗北するしかなかったって感じですかねー
まあ、そもそも最初から誰にも真似できないくらい気合の入った料理出してこいやって言われちゃったら
ぐうの音も出ないわけなんですが…(えー  ただまあ、原作で読んだ時よりは納得できるようにはなったかな

あとは細かい場面を拾っていくと、ゆきひーランドのシーンで
女装しながらカメラ目線でキメ顔の堂島さんには笑ってしまいました
この人めっちゃスキップしながら歩いてたりとか、さすがの面白さとしか言いようがないわ

あとエンディングの最中に毎回描写されてるお花畑に誰かが寝転がってるシーンなんですけど
今回は美作がぶっ倒れていてまさにお葬式としか言いようがない感じになってましたね
お、おい結局はお葬式なのかよ!俺が前回の感想で「これはお葬式とか言われてるけど俺は違うと思うね…」とか
ドヤ顔で書いた直後だっつーのに俺の予想大ハズレじゃねーかよ!くそがー!!

・EDで横たわっているキャラに関しては、「お葬式」という解釈は間違いではないと私も思っています。
 このEDのテーマ曲は『スノードロップ』というのですが、スノードロップの花言葉は「あなたの死を望む」なんですよね。
 なので、この横たわっているキャラは敗北者の尊厳死を意味していると私は捉えています。
 ですが、“死”と表裏一体なのが“生”でもあるわけで。
 その“生=生まれ変わり”を、直後の闇から飛び出る創真が表現しているのだと思います。
 ですから、このEDにえりなが出るのは相応しくないんですよね、本当は。
 なのに何故今回採用されたのか?
 その理由はというと、8月3日に発売されたこの曲のCDのアニメジャケット盤が、えりななんですよ。
 なので、そのPRの意味があったのかな〜と個人的に考えています。
 長文になりまして大変失礼いたしました。これからもどうか頑張ってください! by 栗うさぎ

ちなみにそんなお葬式シーンの考察については、この栗うさぎさんが詳しく語ってくれてますね
スノードロップの花言葉とか、あとCDジャケットのイラストに絡めた話で、なるほどなーって感じです
とりあえず前回の感想で「これはお葬式とは関係ないね…」とか言っていたアホのことはみなさんどうか忘れてください…(えー
次回に続く!


アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第7話「喰らいあう獣」

さて今回のアニメ版ソーマですが、話の内容としては葉山vs黒木場の準決勝での試合をひと通りやったって感じですね
原作ではこの時の話って、やたらとカードゲームのたとえを多用してて
葉山と黒木場がお互いに大量のカードを駆使しながら戦うという、なんとも珍妙な対決になってましたが
それはアニメでも同様でひたすら原作再現してるって感じの内容でしたね

ただ、個人的に少し残念だったのは、今回の話はほとんど原作をなぞってるだけでアレンジがかなり少なかったってことですかね
俺が普段からアニメ版ソーマを評価してるのは、やはり原作を改良してよりよいものを作ろうとするアレンジあってのものなので
「アレンジをせずに原作通りの内容にしました」っていうだけじゃ、かなり物足りないものに見えてしまうんですよね



そんな中で、今回の数少ないアレンジでちょっと目を引いたのがこれでしょうか
葉山の料理にプラム(すもも)が使われたシーンで、「リバースカードオープン!」と言わんばかりに
しゅぴっと回転するプラムのカード。この絵ヅラは原作にはなかったものなので、
カードゲームアニメによくある描写をうまく使ったなぁと、見ていてちょっと感心しました

そしてアレンジ要素とは別に、見ていて気になるのはやっぱり作画ですねー
このところ作画がダメな回があったり良い回があったり、話によって作画の質もかなり落差がある気がするので
今回の話はどうなんだろうと見る前からかなり気になってました。で、実際に見てみてどうだったかというと
ダメとも言えるし良いとも言えるしなんだか話の中でも落差があるって感じでした(えー

たとえば作画がダメだと思ったのはこの辺かなー。右の画像とかタキ先輩の顔がやばいことになってるし
左の画像は黒木場が「私はLです」って感じで黒木場というよりLになっちゃってる感が…(えー
ちなみに、そんな風にダメだなーと思ったのとは逆に「ここやたら作画いいじゃん!」と思ったのが↓の4枚です。

特にこの炎をまとった黒木場の格好良さが凄まじいと思う
いやマジで、さっきの「私はLです」の黒木場とはあまりにも覇気や迫力が違いすぎないですか?(えー

作画いいシーンではお嬢様もこんなに綺麗に。さっきの「私はLです」の画像と見比べてみてくださいよ
目の描き方も、もみあげの太さもまるで違うっていうね。やっぱ場面によって差があるよなー
水原さんもそういう綺麗なシーンで描かれていたのはラッキーですね。
この場面って原作だと堂島さんのシーンだったのが、アニメだと水原さんに差し替えられていたので
アニメオリジナルの綺麗な水原さんだと言えますね。いやはやこいつはありがたい

ただ、そんな風に綺麗な作画ばっかりじゃないっていうのが、なんとももどかしいところなんですよねー
そう例えば、葉山の料理を食った時の水原さんのシーンなんかは特にそう思いました

俺としては正直、この時の水原さんって原作だとめちゃくちゃ可愛かったので
アニメの方もすっごい期待してたんですが、ただ実際にアニメで見てみたら
「え、なんかアゴがめっちゃとんがってない?」っていう風にアゴがやたら気になっちゃって
いまいち可愛くないように感じてしまったんですよね…ここの水原さんはとびっきり可愛くして欲しかったなあ

あともうひとつ気になったのは、黒木場の料理を食った園果先輩のシーンもそうですね
これも結局は、今話した水原さんの場面と似たようなことになってるわけでして…

そう、園果先輩が真っ裸で電流をビリビリと感じるリアクションシーンなんですが、
なんだか原作と比べておっぱいがよく見えないのと、あともうひとつは電流の描き方が全然違いますよね
原作の方はかなりリアルに、園果先輩の体を駆け巡る電流を描いてますけど
アニメの方は何かピシピシしたものが宙を舞ってるって感じで、正直なところ
これは原作に比べて安っぽく見えちゃうなーと言わざるを得ません

なので、どうしてもこう原作と比べると物足りなく感じてしまうシーンがいくつかあったというか…たのむ作画持ちこたえてくれー!
やっぱり食戟のソーマは絵の綺麗さが生命線だと思ってるので、そこが崩れてしまうとかなり満足度が薄くなってしまうから
どうにか作画班には踏ん張って欲しいところです。あと残り6話だから乗り切ってくれ!もう全13話のうち半分は過ぎたから!



それと毎回恒例、エンディングのお葬式シーンは今回アリスでしたね。
まあアリスは一回戦でソーマに負けたからなるほどって感じの人選やな
他の敗退メンバーで言うと秘書子がまだ出てきてないかな?となると秘書子は次の話あたりでお葬式されるかもしれないですね。
次回に続く!


アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第8話「旬を巡る戦い」

さて今回のアニメ版ソーマですが、決勝戦を前にしてサンマの質をどう引き上げるか
ソーマが四苦八苦する内容となっていましたね。とりあえず黒木場との目利き対決とか見ていて思ったんですけど、
なんだか黒木場ってバンダナしてる時としてない時の境界がだんだんなくなってきてるよなーという感じがしましたね

これは原作からしてそうなんですけど、バンダナしてない時でも普通になんか殺気立ってるような奴になっちゃって
「バンダナをするかしないかで性格が激変する」っていう要素がだいぶ薄まっちゃってきてる気がしてなりません
初期の頃の黒木場って、バンダナしてない時はほんとにボケーッとしてるだけの人畜無害な奴って感じだったので
その初心を忘れないで欲しいところです、そうじゃないとバンダナの意味がなくなってきちゃうしなあ



あと、アニメでの改変で黒木場と葉山が他のライバル2人をどう思ってるかって点について少しだけ変わってましたね
これは良い改変点だったと思います。具体的にどう変わってたかというと

原作での葉山は「今回倒すべき敵はただ1人…黒木場リョウ、お前を消し炭にしてやるさ」という風に
黒木場だけしか敵として見ていなくて、ソーマのことはまったく眼中にない状態となっていたんですよね
しかしアニメでは「幸平、そして黒木場リョウ…お前も消し炭にしてやるさ」というセリフに変わっていたんですよ
つまりソーマと黒木場を2人まとめて消し炭にしてやるって言葉になっていたんですよね

実は黒木場の方もこれと似たような改変が入っているわけです。
まず原作の時は「目利きで手こずってる幸平なんざ話にならねぇ。今回敵と呼べるのは葉山だけだ」
ソーマを完全にザコ扱いして、葉山だけを意識していたわけなんですが
それがアニメでは「幸平も葉山もどうでもいい。どうせ勝つのは俺だ」という風に変わっていたわけです
つまり黒木場の中で、ソーマと葉山の扱いが同等になってるんですよね

これはどっちも良い改変だったと思います。原作の時はせっかくの三つ巴決勝なのに、
ソーマだけがザコ扱いされてまったく2人の眼中にないという、ハブられ状態で1人だけ蚊帳の外みたいになっていたので
アニメの改変は、ちゃんとソーマも黒木場や葉山と戦う立場だということを意識させてくれるナイスアレンジだと思いますね



あ、そうそう、ナイスアレンジといえば、今回ソーマが伊武崎や榊さんの力を借りるシーンで
榊さんのエロ着替えシーンが映し出されるという驚きのアレンジが加わってましたね
おいおいなんやこのエロアレンジは!こんなサービスシーンは原作にまったくなかったで!?

原作だとソーマが「榊ー!いるかー!」ってただ叫んでるだけの描写になってましたが、
アニメだとそれをこんなセクシー描写に変えてきたっていうね、いやはやこれは珍しいアレンジですな
アニメはむしろお色気描写を減らしてるって印象があったんですが、それを逆に増やしてくるとはなんとも予想外でした
まあ細かいことはともかく榊さんのエロシーンばんざーいばんざーい!!(えー
こういうエロシーンの追加は大歓迎ですよ!遠慮せずに今後もどんどんやってくれ!

それと今回の話で、アリスの母親のレオノーラが登場しましたね。レオノーラといえば日本語が苦手でカタコトで喋るキャラなわけですが
アニメではそのカタコト喋りが本当に外人さんみたいで驚きました
最初は「これってマジでキャストに外人さん使ってるのか?」と思いましたが、そうではなく担当声優は大原さやかでしたね

いやすげーわ、大原さやかってこんな外人さんみたいな喋り方できるんだ…
ところどころ英語みたいな発音がえらい上手くて本物の外人さんかと思ったわ
大原さやかのことはカレイドスターのレイラさんの頃から知ってるので、もうかれこれ10年以上は声を聞いてるわけですが
これだけ英語喋りが上手いっていうのは初めて知ったなー、いやびっくりですよ



そして最後に、今回のエンディングのお葬式シーンは肉魅でした。なんでお前やねん!!
本戦で負けたキャラなら秘書子がまだ残ってるのに!別に本戦とか予選とかこだわってないのか?
相変わらずこのシーンの基準はよく分かんないな…次回に続く!


アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第9話「秋を告げる刀」

今回のアニメ版ソーマですが、内容としては三つ巴の決勝戦が始まって
黒木場のカルトッチョ、葉山のカルパッチョ、そしてソーマの炊き込みご飯が出てくるまでの内容となっていましたね

それと原作とは違う改変点について。個人的にちょいと残念だったのは、原作の時にあった
「カルトッチョとカルパッチョですって!とっても似てる!傑作ね!」っていう
アリスのセリフが削られちゃったことかなー(えー

いや割とマジで!だって2人の料理人が「俺の料理はカルトッチョです」「俺の料理はカルパッチョです」って言いながら
続けて料理を出してくるんやで!?そんなん聞いたら誰だって「名前似すぎだろ…」って思うやん!?
なのでそこに言及する部分をカットしてしまったのは、少々惜しいなーという気がしてね…

さて、それとは別に良いと思った改変シーンについて。それはやっぱり、黒木場の料理を食った時の
堂島さん達のリアクションのシーンですね

なぜならこの場面、原作だと堂島さんが「海とひとつに!!」と口走りながらも
飛び込んでる場所が海じゃなくてプールの飛び込み台だったので
いやそれ海じゃねーよプールだよ!!
と突っ込むハメになったんですよね

でもアニメではこうしてちゃんと大海原に飛び込んでいるので、「海とひとつに」って言葉とマッチしているわけです
このへんの改変センスはさすがですよね。
ほんと俺が原作で突っ込んだような箇所に関しては、どこもきっちりアレンジを加えてスムーズに見れるようになっているので
つくづくアニメスタッフはいい仕事をしてくれてるなぁって感じですね

他のアレンジ点で良かったのは…まあ、これはアレンジってほどのものじゃないかもしれないけど、
幼いアリスが黒木場に初めて敗北したシーンなんかが良かったですね
この辺の内容自体は原作通りでして、負けたアリスが「もう1度勝負よリョウくん!!」って黒木場に迫るわけですが

「いいぜお嬢、何度でも勝負してやるよ」って黒木場に返事してもらえた時のこのアリスの表情が!!
やー可愛らしい、黒木場が自分に構ってくれて安堵したような表情を一瞬だけ浮かべるのがたまりませんわ
その後も頬を染めながらおだやかな笑顔で黒木場を見つめるっていうのも、まるで恋する乙女みたいでニヤニヤするものがあります

それにこれって、ただ単に勝負を受けただけの場面じゃなくて、
初めて黒木場がアリスの気持ちに応えてくれたシーンでもあるんですよね。何しろ今までのやり取りでは
「リョウくん私のお付きになって」「ああ?お前の下に入る気はねえ」「私のことはお嬢様と呼んで」「ふざけんな帰れ」って
アリスが何を言っても黒木場はまったく応えようとしなかったわけですが
そんな黒木場が初めて「いいぜお嬢」って応えてくれた場面なわけで
それを聞いたアリスは喜びもひとしおだったと思います。なにしろ黒木場に認めてもらうのにまるまる2年かかってますからね

そう、なにげにアリスは2年もの間ずっと黒木場の店に通って、黒木場にお付きになって欲しくて数百戦の勝負を繰り返して
その結果ようやくこうして応えてもらえたわけですからね。言うなれば
2年間ずっと片思いしてた相手がやっと振り向いてくれたようなもんだから
アリスが乙女チックな反応するのもある意味当然というか…

アリスと黒木場はもっとこういうの増やして欲しいですねー、主従を超えた恋愛関係っていうか
ちなみに小説版ではこの2人は恋愛には発展しないしこの先もずっと変わらないって否定されちゃったんだけど、
小説なんて関係ねーぜ!!どんどんやっちまえばいいんだよ!!(えー
読者からの反響が大きければ作者の気が変わることだってあるしなー、アリスと黒木場は結構人気あるペアだから
今後ラブい雰囲気になる可能性はまだまだあると思ってます

それとアニメの感想では毎回、「今回は作画が良かった」「今回は悪かった」みたいなこと書いてるわけですが
今回はどうだったかというととても良かったと思います
十分に綺麗でまったく不満がないレベル。あとはこれが継続できれば何も言うことはないんだけどなー

それと全体的に作画が綺麗な中で、えりなお嬢様はさらにワンランク作画が良かった気がしますね
今回のお嬢様めっちゃ美人やのーと思いながら見てました。というか今回に限らずお嬢様の作画って
いつも他のキャラよりワンランク綺麗な気がするんですけど、俺の気のせいですかね?

お嬢様の作画が崩壊してる時ってそうそうない気がする。全体的に微妙な回でもお嬢様だけは綺麗な時とかあるくらいだし
アニメスタッフの中で「えりなお嬢様の作画だけは死んでも質を維持する」みたいな取り決めでもあるんだろうか
作品のメインを張る高貴なお嬢様だし、優先して綺麗に描かれてるって可能性もあるかもしれないですね



あとは毎回恒例、エンディングでお葬式のように寝転がってるキャラなんですが、今回は黒木場でした。
いやちょっ、まだ勝負の決着ついてないのにもう倒れてる黒木場をここで描いちゃうのかよ!
こんなん「次回、黒木場死す」って言ってるようなもんだろ!(えー
ほとんどネタバレじゃねーか!秘書子とかまだ描いてないんだし、黒木場はもうちょい後で良かったんじゃないだろうか



ちなみに今回のラストシーンは、ソーマの料理を食べた審査員が、これでは他の2人に負けていると語った結果
「俺の料理はまだ完成してないんすよ…」ってソーマが不敵に笑うシーンなわけですが
これ原作の時から思ってたんだけど、完成してない料理を審査員に食わせるなやって感じですよね(えー

いやマジで、たとえば葉山なんかはサンマのカルパッチョを審査員に出した時、最初はバーナーで炙ってなくて未完成だったんだけど
審査員が食べる前に「お待ちください、最後の仕上げをします」って
ちゃんと炙って完成したものを食べさせたわけですよね。
要するに料理を一番美味しい状態に仕上げてから食べさせたわけですよ。

それに対してソーマは、わざと料理を未完成にして一番美味しい状態からワンランク落ちたものを審査員に食べさせて
「うーん、この料理じゃ葉山や黒木場には負けてるな」って審査員から負けを宣告された中で
「実は俺の料理は完成してないんすよ…」ってようやく料理を完成させたっていう

わざわざそんなことする意味あんのかよ!ワンランク落とした結果負けを宣告されてんじゃねーか!
たとえばワンランク落としてもなお葉山たちと互角っていうなら分かるんですけど、
そうじゃなくてワンランク落としたら負け確定で、完成させてようやく互角ですからね
さすがにこれは最初から完成させとけよって思ってしまったなー

あとこの場面の原作感想を書いた時、「ソーマの野郎、わざと未完成品を売りつけて、
有料DLCで補完するDLC商法みたいなことしやがって」
とかなりブチ切れながら書いていたわけですが、
なぜ俺がそんなにもDLC商法にイラついていたかというと、この原作感想書いた時って
ちょうどゲーム版ゼスティリアが発売して間もない頃だったんですよね

そう、ちょうどゲーム版ゼスティリアで、まさにこの悪徳DLC商法を目の当たりにして、相当にブチ切れまくっている時期だったので
ソーマにもその怒りが飛び火してしまったってわけです。なにしろゼスティリアは発売してわずか数日後に
追加のシナリオをDLCで配信します!(なお1300円)とか言い出したので
そんなもん最初から追加した状態で出しとけ!!ってそれはもう激怒したんですよねー

発売してわずか数日後に公表って、しかも1300円払わされるって、こんなん金稼ぎをするために
「実はこのゲームはまだ完成してないんすよ…
 完成させるには1300円払ってくださいよ…」ってことがやりたくて、
わざと未完成品を売りつけたとしか思えないじゃないですか

ふざけてん
じゃねぇえ!!

と、当時の俺はそれはもうブチ切れまくっていたので、ソーマに対してもつい怒りをぶつけてしまったというわけですな
これ以来俺はもうバンナムには死んでも金を落とさねえと誓うようになったんや…次回に続く!


アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第10話「新たなる”玉”」

さて今回のアニメ版ソーマですが、いよいよ選抜決勝の戦いもすべてが終わり
勝者葉山アキラで決着となった話でしたね。今回の内容はほとんどそのまま原作をなぞった展開というか
アニメならではのアレンジ要素はほぼ何もなかったので、俺に言わせると、
こういう話が一番感想書きにくいんだよ!(えー

いやマジで、「原作通りの話でしたね」って書いたらもう他に何も書くことがないというか
見てる時の気持ちも、原作通りだなーっていう以外に湧き上がってくるものがないというか…
だから個人的に、原作をなぞっただけのアニメっていうのはなんか微妙に思えるんですよね
アニメならではのアレンジ要素をもうちょっと足して欲しかったなー

そう例えば、今回葉山が汐見さんのことをひたすら思いながら
「俺のすべてをこの一皿に捧げる!」ってシーンがありましたが、この場面にどうにか
「いい料理人になるコツは、自分のすべてを捧げたいと思えるような、そんな女と出会うことだ」っていう
ソーマの親父のセリフを絡めて描写して欲しかったですね

というのも、この親父のセリフを連想できるかどうかで
葉山の勝利に納得できるかどうかがまったく違うと思うんですよ
たぶん連想できなかったら全然納得できないと思う。「はぁ?なんで葉山が勝つんだよ」って
葉山が勝つことの意味が分からないと思うんですよね。

というか俺自身が最初原作を読んだ時にまさしくそんな風に思ってて、
なんで葉山勝利の展開なんだよって、長いこと納得できてなかったんですが
ある日ソーマの親父のセリフを思い出して、ようやくその時理解できたんですよ
あぁ葉山は、自分のすべてを捧げたい女に出会えたから勝ったんだなっていう。
ここすごい重要なポイントだから、親父のセリフをもう一度流すような形にして欲しかったなー



あと気になったのはマッサンのパロディシーンなんですが、
アニメでは「ナッサン!」ってセリフがなくなっていたので
これがマッサンのパロディだってことがいまいち分かりにくくなっちゃってましたね

構図としても麦畑でただ抱きあうだけだったので、正直ちょっと物足りなかったです
いっそのことマッサンのOP映像をまるまる再現するくらいの豪快なパロディを見せて欲しかったなー

ただ今回、黒木場関連のシーンは結構面白い場面が多かったと思います
アリスに怒鳴るシーンの顔とか、原作よりアレンジされてかなりギャグっぽくなってるし
ものを食べながらソーマ達に突っかかる時の変顔とか、けっこう面白い顔してるなーって印象がありました

あと毎回気にしてる作画なんですが、今回もすごく綺麗でしたね
ここ数話はきれいな回が続いてるので、そういう意味じゃすごくありがたいし、作画的にはかなり満足してます
特に今回は観客席の茶髪子ちゃんが俺のツボでした
この子って包丁をソーマに美作から取り返してもらった子でしたっけ?モブキャラなのに可愛いよなーと思いながら見てました
残すところあと3話ですが、どうかこのまま崩れることなく最後まで突っ走って欲しいですねー

そして毎回恒例、エンディングのお葬式シーンなんですが今回は葉山でした。
なんでお前やねん!優勝したのお前やろ!それとも優勝して力尽きてしまったんだろうか
次回からはスタジエールが始まるから、さすがに秘書子だと思うんだよなー。秘書子の後はまあ四宮とか…
ただその辺になると、「敗者のお葬式」とかあんま関係ないと思うけど…(えー  次回に続く!
 



アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第11話「スタジエール」

さてと、それでは止まっていたアニメ版ソーマ感想を再開するとしましょうか
ただ、世間ではすでに俺の感想の3話ぐらい先を行っていて
もうすでに最終回も終わっちゃったみたいですね
お、おいなんだよ!人がせっかく感想をはじめようと思ったら「あぁそのアニメもう終わったから」ってお前!
時代に取り残されてる感がハンパないな…なぜ気づいたらこうも時間が経ってしまったのか、俺には見当もつかないぜ!(えー

まあともかくですよ、今回の話についてですが、秘書子と一緒に洋食の三田村へのスタジエールに出かけて
1話でそれを終わらせたって感じでしたね。いやマジで、今回は改変部分とかもだいぶ少なくて
秘書子とのスタジエールの話をスピーディにパパパッとまとめた印象でした

なので、一言で言っちゃえば「原作通りでしたね」っていうだけの回だったわけですが
あえて気になった箇所があるとすれば駅周辺の描写ですかね

まあ俺が気になったというより世間の人達が「これって品川じゃねーか!」と騒いでた感じなんですが。
なるほどマジですか、これって品川でお馴染みの風景なんですかね?俺にはよくわからないんだが…(えー
なにしろ品川で降りたことってほとんどないもんで…でも相当多くの人が騒いでたから間違いなさそうだなー

つまり洋食の三田村の最寄り駅は品川駅だということか。新幹線が止まるって言ってたから、そういう意味でも当てはまりますね
こうなると実際に品川へ出向いて聖地巡礼とかやる人も出てきそうだよなー
かくいう俺もちょっと品川で降りて、それっぽい場所を見渡すぐらいのことはやってみたいなという気持ちですけども。

あ、それと今回の改変点についてですが、さっきも言ったように改変された箇所自体は非常に少なかったわけなんですが、
ただ、少ない中でも「お、この改変いいじゃん!」と思った箇所があったので、それについて紹介しておきます

ではまず改変前の原作のシーンをば。どんな場面かというと、秘書子が洋食の三田村のことを考えて
「メニューを減らしてみてはどうでしょうか」とアイデアを出したシーンなわけですね
しかしそんな秘書子に対する店員たちの反発はひどいもので、
とにかく怒りの表情で秘書子に罵詈雑言をぶつけまくるわけですね

この店員たちの対応はあまりにひどいなーと思ったんですよ、
秘書子はこの店が破綻しないためのアイデアを出しただけなのに、
それをこうも怒鳴り散らして暴言だけを吐き捨てるなんて、まともな人間のやることだとは思えません
そもそもこいつら、自分たちは何もアイデアを出さず、他人の意見に文句ばかりつけてるような奴らだしなー
こんなクズ連中が働く店なんてさっさと破綻すればいいと俺は思いますね(えー

さて、原作だとそんな風に、秘書子のアイデアにクズすぎる反応を返していた店員たちですが、
アニメではその反応が少々変わっているんですよ

「現状のままでは、この店はいつか破綻を…」

「あのね、あなた達が来てくれて助かってはいるけど…」

「そこまで変えるのはちょっと…」

というのがそうです。原作に比べてだいぶ柔らかくなったなぁという印象があるんですよね
原作の方は「あのねぇ!!君にそこまで口出しされる筋合いないんだよ!!」
ブチ切れて怒鳴り散らしていた店員たちですが、アニメだと「うーん、そこまで変えるのはちょっと…」って感じで
だいぶソフトな言い方に変わってますよね、個人的にこれはすごくいい改変だなと思います

正直言って原作の方は、とにかく店員たちの横暴な態度に読んでてムッとしたというか
「こんなクズどもを助ける必要ねーな」と思ってしまったわけなんですが
アニメ版ではそれが柔らかくなって、店員たちも秘書子の話を穏便に聞いてくれているので
なんていうか「話し合ってる」って感じがしますよね。原作では話し合いと言うより一方的に怒鳴られてるだけに見えたので
ここの改変はいいセンスしてるよなーと思います

最後に毎回恒例のスーパー死体タイムなんですが、今回は秘書子になってましたね
まあ秘書子が目立った回だったのでそれを選んだということでしょうか、
トーナメントが終わった今では敗北がどうとかいうより、単に「今回一番目立ったキャラ」をここに置いてる気がしますね
となると次からは四宮編に入るはずだから、次の死体は四宮かな(えー  次回に続く!

アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第12話「魔術師再び」

さて今回のアニメ版ソーマですが、いよいよソーマが四宮の店にやってきてスタジエール四宮編の話がスタートしましたね。
大まかな内容は原作通りといった感じですが、ところどころに今回もちゃんとアニメならではのアレンジが加えられていました
特に四宮のセリフに結構細かい修正が入ってるなーと思いましたね

そう例えば、店の予算が少なくて内装業者が雇えなかったというシーン。
原作では「残り予算を考えると、これ以上はDIYだ」と言っていましたが、
アニメでは「残り予算を考えて、出来るところは自分たちでやる」となってましたね。

俺はこれってなかなかいい修正だなと思います。というのも、原作で初めて「これ以上はDIYだ」ってセリフを読んだ時に
俺はDIYの意味がさっぱり分かんなかったんですよね
で、調べてみて初めてDo It Yourselfの略で、「自分たちでやる」という意味だと知ったので、
アニメのセリフはその手間がなくて分かりやすくていいなと思います

あとはその他に、原作の四宮は「幸平、レシピは頭に入ってるな」「思えば、お前のレシピを味わうのは初めてだな」という風に
「レシピ」という言葉を何度か使っていたんですが、アニメではそれが全部
「ルセット」という言葉に置き換わってましたね

四宮はレシピとは言わずにルセットと言う…これは確かにその通りで、合宿の時から四宮はそんな風に
ルセットルセットと何度も言っていましたからね。細かいアレンジではありますが、
「より四宮らしいセリフにしよう」というアニメスタッフのこだわりが感じられるようで、なるほどと思った場面でしたねー

さあそして、そんなアレンジの中でもさらに驚くべきものが今回あったんですよ!
驚くべきアレンジがね!特に俺のような読者にとっては超重要と言ってもいい仰天モノのアレンジでした
そんなアレンジっていうのがどんな内容だったかというと…

遠月リゾートの美女2人が四宮の店で働いとったんじゃああああああああ!!!
うおおおおおお遠月リゾートの美女2人が!地獄の合宿の時に出てきた美女2人があああああああああ!!!
ここでまさかの再登場って!おいおいおい!原作ではこんなとこで出番まったくなかったし、こんなん予想もしませんでしたがな!

↓地獄の合宿に出てきた時の2人↓

いやはやこの2人が再登場したのには本気でビックリしましたね…特に俺はこの茶髪のお姉さんの方が大のお気に入りで
ソーマの第1回人気投票の時にはこの茶髪のお姉さんにガチで投票したからな!!
それぐらい俺にとっては特別に好きなキャラなので、アニメスタッフがわざわざそれを出してくれたのには感謝しかないですねー

しかしなぜこの2人が四宮の店で働いてるんでしょうね?転職でもしたんでしょうか?と思いましたが、
そうは言っても2人一緒に遠月リゾートを辞めて、2人一緒に四宮の店に雇われたとは考えづらいし…
それによくよく考えてみたら、遠月リゾートに勤めてるってことは
この2人の上司って堂島さんなわけだから…(堂島さんは遠月リゾートの取締役なので)

てことはもしかしてこの2人、遠月リゾートを辞めたわけじゃなくて
堂島さんの指示で四宮の店に出張してきたとかそういうことなんでしょうか?
そう思う理由としては、そもそも今回のスタジエールは堂島さんが四宮に
「すまんが遠月のためにスタジエールをやってくれんか」と頼み込んだわけですが、四宮としては
「ああ!?こっちは忙しくてそれどころじゃねーんだよ!」まったく乗り気じゃなかったわけですよね

そんな四宮を口説き落とすために、「ならウチの従業員を派遣して店を手伝おうじゃないか」
見返りとして四宮の店を手伝うことを約束したんじゃないでしょうか?もし仮にそうだとしたら、
これは四宮からしたら、喉から手が出るほどありがたい話だと思うんですよ

なぜありがたい話かというと、四宮の店は
めっちゃ人手が少ないうえに、これ以上人を雇う予算がまったくないからです
予算については、冒頭であれだけ「予算がなくて内装業者にも依頼できなかった」と言っていたぐらい、ガチで金欠すぎる状態で
もうこれ以上まったく人を雇えないぐらいに予算不足だと思うんですよね。そんな風に人を増やせない状態なわけですが、
とはいえ人手の不足っぷりも相当なもんで、なにしろソーマがフル回転で店を手伝っても全然手が足りないぐらいですからね
本当にわずかな人数だけで店をやってるわけで。つまり四宮の店には、予算も人手もまるで足りない悩みがあると思うんですよ

そんな悩みを一挙に解消してくれる申し出が、「遠月リゾートの従業員を派遣して店を手伝おう」というものなわけです
なにしろ遠月リゾートの従業員ってことは給料を遠月リゾートからもらってるわけだから
四宮が金を払うような必要がなく、四宮としてはタダで人手を増やしてもらえるわけですからね

てなわけで、あの2人が四宮の店で働いていた理由はそんなところじゃないかなと思いました。
まあその辺はまったく具体的な言及がされてないので
完全に俺が想像だけで語ってる状態ですけどね…そのへんの設定が明かされたら面白そうなんだけどなー

ともかく、俺のお気に入りである茶髪のお姉さんの出番を増やしてくれたという意味で、とてもありがたいアレンジだったわけですが
これとはまた別のアレンジで、俺のお気に入りキャラの出番が減っちゃってるというものがあったんですよね。それが何かっていうと

デデーン。これですよ。スタジエールの審査に来ていたロリエロ審査員の人!!(えー
このロリエロ審査員、原作では結構出番があって、不合格の生徒に対して審査内容をあれこれ語っていたわけですが、
アニメではなんと「不合格ね!」のわずか一言だけで出番が終わってしまうというカットぶり…

うおおおおおお!!なぜだあああああ!!個人的にめっちゃ好きなキャラなのに、こうも出番が減ってしまうとはああああああ!!
俺としては結構ショックだったわけですが…でもこれって、逆に考えてみたら出番が減らされたというより
出番ゼロになりそうだったのをワンカットだけでも出させてもらえた
のではないかと思うようにもなったんですよね

どういうことかと言いますと、そもそもこのロリエロ審査員が出てくるのは
原作だと今回の話じゃなくて次回の話なんですよ。でもそんな次回の話っていうのは
アニメだとちょうど最終回なわけで。そんな最終回は話をまとめるのに相当キツキツな内容になるだろうし
そんな中でこのロリエロ審査員を出している余裕はまったくないと思うんですよね

だから本来、このロリエロ審査員はアニメでは出番が全部カットされるはずだったキャラ
だと思うんですが、それを不憫に思ったアニメスタッフが、せめてワンシーンだけでも出させてやろうと
わざわざ今回に出番をずらして出してくれたんじゃないかとね…そういう風にも考えられると思うんですよ

まあ完全に俺が想像で言ってるだけなんですけど。ただ、「出番をこんなに減らしやがってクソッタレー!!」と怒り狂うより、
「ワンシーンだけでも出番を用意してくれたんやな…ありがたや…」と感謝した方が、
精神衛生的にもいいと思うんでね。俺も大人になったんや…(えー

あ、それと今回のアレンジシーンでは、こんな風にアリスや葉山のスタジエールの様子も描かれてましたね
このへんは原作では描写がなかったので、アニメで初めて見たシーンになりますねー
アリスがいるのはどこかのラーメン屋ですかね?やたらガタイのいい男連中にゾロゾロと囲まれてますが
うーむしかし、年頃の女の子を囲んで屈強な男たちがウジャウジャと…さすがにこの絵ヅラはやばくないか?
今にも輪姦が始まりそうやんけとかそんな風に思いませんか?(えー

やべーよアリス!先輩たちからしたら、こんなむさ苦しい男だらけの職場で欲求不満がつのっていたところに
ちょうど食べごろの美少女がやってきたもんだからそりゃ犯しますわ!先輩がた総出で犯しますわー!
昏睡レイプ!野獣と化した先輩とかそんな感じになりそうですね(えー

それと葉山なんですけど、この様子からしてどっかの給食センターに行かされてるみたいですね。
いやいや給食センターって!そんなとこ行って何か得るものあるのか!?(えー
さすがにしょぼすぎないっすか!?仮にも葉山って秋の選抜優勝者やで!?そんな輝かしい経歴を持つ男を
どっかの給食センターに送り込むとかどうなっとるんや遠月学園は…(えー

葉山的にはソーマと差がありすぎて泣けてきますねこれ。
なにしろソーマは元第一席が経営する超一流のフランス料理店に行っているわけですが
葉山はというとどっかの給食センターですからね。こんなん悲しすぎるやろ!



そして最後に今回のスーパー死体タイムなんですが、今日の死体は四宮でしたね。
ただまあ、死体とは言っても最初は「トーナメントで負けたキャラのお葬式」と言われていたのが、
最終的には「ただ単に出番の多いキャラが寝てるシーン」って感じにおさまりそうですね。
まったく人騒がせな死体シーンだぜ…(えー  次回に続く!



アニメ感想:食戟のソーマ弍ノ皿 第13話(完結)「威風堂々」

さてアニメ版ソーマ第二期もいよいよ最終回。最後だけあって作画もめっちゃ綺麗な内容だったなという印象がありました
特にこのおたま持ってるリュシの姿とかえらい可愛かったと思う
俺は正直、今までソーマの話を見てきてリュシが可愛いと思ったことなかったんですが(えー
でも今回ばかりは「うお、リュシ可愛いじゃん」と思えるくらいに作画が綺麗で、その点は大満足でしたねー

ちなみに話の内容は、四宮の店でスタジエールの締めくくりを迎えて、一皮むけたソーマが遠月に帰還して第二部完という
ストーリーになっていましたね。今回もやはり四宮の店での描写をじっくりやったわけですが、
店員として働いていた遠月リゾートのお姉さん2人さすがに今回出番がなかったですね

まあ前回出てきただけでも奇跡のようなものだったしなあ。あれだけでも十分ありがたかったし
俺としてはあれがなにげにアニメ化で一番嬉しかったアレンジだったかもしれませんね(えー
アレンジといえば今回も乾さん関連で色々やってたなー

今回はとにかく乾さん劇場と言っていいくらいに、くるくると変わる乾さんの百面相がインパクトありました
この辺の乾さんの顔って、原作での表情をさらに大胆にデフォルメしてるので、原作で見るよりも乾さんの存在感が凄かったですね
あとは乾さんが水原さんからツッコミ食らうシーンなんかも、原作よりパワーアップしていたと思います(GIF画像の場面)

原作だとこの場面って、どれも水原さんがツッコミビンタを一発入れて終わりのシーンなんですが、
アニメだとご覧の通り、水原さんが昇竜拳で乾さんをふっ飛ばしたり、百裂張り手で無数のツッコミを繰り出したり
スト2のような必殺技を繰り出すという描写に変わっていたので、見た目のインパクトが凄く上がってるなと思いました

あとどうでもいいけど、今回四宮が母親を店に招いて九州の方言で喋るシーンがあったじゃないですか
そう、九州の方言なんですよ…九州の方言…それでいて四宮の声優は中村悠一なわけですよ。これがどういうことかというと

首置いてけ!!
首置いてけええ
えええええ!!

っていう首置いてけマンの顔がちらついてしょうがなかったっていうね(えー
いやまさか自分がレビューしてるアニメで、こうも立て続けに中村悠一が九州弁喋ってるのには驚きましたね
何かそういう九州で暮らしてた経験でもあるんだろうか?それとも本当にたまたまだったのかな

あとは前回に引き続き、今回もまたソーマ以外のスタジエールの様子も描かれてましたが、インパクトあったのは
「3番さんネギ抜きアブラ多め!8番さん大盛り味薄め!11番さんメイン固めモヤシマシマシ!」って
ラーメン二郎みたいな指示を出してるアリスの姿と、
「キュンキュンどきどき☆わくわくキラキラ☆おいしくな〜あれ〜☆」って
メイドカフェみたいな店で接客してるタクミの姿でしたね

というかタクミのスタジエールの内容ってこんなんだったんかよ!本当にこれでいいのかオイ!
いやだって、タクミって秋の選抜で美作に惨敗してから、このスタジエールでの経験を経て
遠月に戻った頃にはもう美作を追い越すくらいに数段パワーアップしてるんやで!?



つまりタクミは、スタジエールで学んできた経験によって一気に急成長を果たしたってことなんやで!?
この短期間にそれだけ強くなるなんて、一体どんな物凄いスタジエールをやってきたんだろうと思ったら
「キュンキュンどきどき☆わくわくキラキラ☆おいしくな〜あれ〜☆」って
こんな接客してただけかー!!なんだコレー!!

いやちょっともう、こないだの原作感想でも書きましたけど、タクミの復活劇に関しては
マジでもうちょっとどうにかして欲しかったね…あれだけショッキングな敗北を喫してしまったんだから、
それを乗り越えられるだけのしっかりした成長を描いて欲しかったね…

まあこれに関しては、アニメスタッフになんとかしてくれと言うにはあまりにも大変な注文になってしまうんですけど。
原作のあのあっさり美作超えしたタクミの描写さえなければ…ほんと原作はもうちょっと頑張ってほしいな…

あとはスタジエールを終えて遠月に戻ってきたソーマの描写について。俺がこのソーマの姿を見てすごくいいなと思ったのは
ソーマの髪の毛が伸びてないってことなんですよ
そう、原作ではここを境にソーマの髪の毛が一気に伸びてしまったんですが、アニメではそれがなくて髪が短いまま!
それがいいんですよ!やっぱソーマはこの髪の短いほうがいいんですよ!

正直、最近原作の感想を書いていて思うのが、髪の長いソーマを見ていると
なんだか必要以上にソーマに嫌悪感を持ってしまうってことなんですよね

←髪の伸びた原作のソーマ

こうして見ると、前髪の量とかがやっぱりずいぶん伸びたなって思うわけなんですけど、
そういう風に髪が伸びた結果、さっぱり感とか清涼感みたいなものがソーマから感じられなくなってしまって、
なんだかすごく嫌な奴っぽい雰囲気を感じるようになってしまったんですよね

完全に見た目の雰囲気だけの問題なんですけど、でもそんな雰囲気の変化を俺自身でもびっくりするくらいに
すごく強烈に感じてしまっていて、今までのソーマではなんとも思わなかったようなことも、
髪の伸びたソーマの場合は嫌悪感を感じてしまうっていう、そんな状況がこのところ続いているんですよね

少し髪が伸びただけでこんなに印象が変わるのかって、俺自身もすごく戸惑ってるような状況です
ただ、ひとつ言えることは、原作のソーマは髪を切って欲しい。嫌な奴みたいな雰囲気を少しでも減らして欲しい。
あとアニメスタッフには、ソーマの髪を短いままにしてくれてありがとうと言いたい。

本当にこのアニメスタッフは、俺の好みにピッタリの作品作りをしてくれて素晴らしかったなと思います
遠月リゾートのお姉さん2人をわざわざ出してくれるとかありえないですよ普通に
あんなの俺1人がわーわー騒いでるようなキャラだったのに、まさかアニメオリジナルで再登場させてくれるなんて
ありがたいとしか言いようがないですね。他にも丁寧で細やかなアレンジを数多く入れてくれて、
食戟のソーマという作品を確実にワンランク良い物に仕上げてくれたので、アニメスタッフに関してはこれ以上ない満足度だったなー



それでは最後に、最終回のエンドカードを見てお別れしたいと思います。
これは原作でいつだったか行っていた人気十傑総選挙の時のイラストを再現したものですね
そう、あの時も確かこのメンバーが勢揃いして…ん?ちょっと待てよ、黒木場?黒木場お前あの時いたか?
確か黒木場はいなかったような気がするんだけど…と思って確認してみたら



やっぱ黒木場いないじゃねーか!!一色先輩だこれええええええええええ!!
おいおい黒木場のやつちゃっかり一色先輩を押しのけてエンドカードに出てきたのかよ!何しとんねんあいつ!
アニメの一番最後のシーンだっていうのにあのちゃっかり屋が!!(えー

食戟のソーマ弐の皿・完 まさかこんなオチで終わるとは


(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社・遠月学園動画研究会弍






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