■ライブオンCARDLIVER翔 第30話「ミルと翔とムスタング」
 

今回は半分以上が今までの総集編な感じでしたが、そんな数少ない新規カットの中では
6歳ショタの翔と2歳ロリのミルが登場。わぁぁぁぁぁい(えー
モンスター牧場ではしゃぎまくる翔とミルの姿は実に微笑ましかったです。
ライブオンほど見ててほんわかした気分になれるアニメはありませんなぁ…
どうでもいいけどガトリングースなんて銃火器内蔵モンスターを客への見せ物にしてるなんてやばいだろ!
この牧場はそんなに人死にを出したいのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■ライブオンCARDLIVER翔 第31話「突撃!隣の幽霊屋敷!!」
 

ある日ひゅるりら〜と風に吹かれてしまった徹のカード。それを追いかけるうちに、不気味な洋館へ辿り着いてしまった翔達が
色々とおっかない目に遭わされるお話。今回はいつも強気なアイのビクビクする姿が見れて、いい目の保養になりましたが

「ま、まあアイ君なら恐いものは何もないだろうしね…」

「あ、当ったり前よ!!」

「アイ、カッコいい〜!」

「そ、そうかな…(しまった…売り言葉に買い言葉…)」

(あぁ…アイの心臓がドクドク言ってる…)

ってアイの鼓動がはっきり分かるくらいおっぱいの感触を堪能したペダルときたら…(えー
ペダルお前という奴はー!つい先週はミルのおっぱいの感触でニヤニヤしていたくせに!
そんなんだからお子様アニメの動物達はみんな淫獣淫獣言われるんだよ!(えー

って、それはともかく次回予告を見てみたら…次は水着回…!?とりあえずどんな理由でもいいから大空三兄弟(特にスズメ)を
登場させてきたらスタッフは神:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く


■ライブオンCARDLIVER翔 第32話「ようこそ間狩リゾートへ!」
 

「翔!翔ってば、起きなさいよ!」

「ん…う〜ん…?アイ…?なんでアイが…」

「だらしないカッコを女の子に見せない!」

「えぇ…?いきなりなんだよ朝っぱらから…なんでアイがここにいるんだよ?」

「なに言ってるの、この連休お父さんが取材旅行に出ちゃったから、昨夜から泊めてもらってるんじゃない」

「あ、そういえば…」

な、なんだこのエロゲー丸出しな冒頭の場面は!(えー
いきなり幼なじみに「起きなさーい!」と叩き起こされて、しかも親の事情でしばらくの間同居することになってるだなんて…
これじゃまるで幼なじみとうふんあはんな毎日を送るエロゲーのような設定:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
い、いかん!小学4年と5年の身の上でありながら、そんな乱れた性生活を送るだなんて断じていかんぞ!
でも毎日アイに起こしてもらえるんだったら、親父さんにはあと数年は旅行しててもらった方がいいな(えー

「翔、電話よ〜」

「え、俺に?もしもし?」

《ボンジュールウルフ坊や!今日は君にいいお知らせだ!
 この連休、チームのみんなと親睦を深めたくてね。君達を我が間狩家のリゾートに招待したいんだよ!》

ところがそんなアイとのハァハァな同居生活は、リゾート地への旅行を企画した徹の電話によって
たったの1泊で終わりを告げてしまいました。 と、徹ううううううあああああああ!!(血涙)
いきなり旅行に出発することになって同居生活終了だなんて!他の連休だったらいつでもいいものを、
なぜよりによってアイが泊まりに来ている時に…うっうっうっ…

「僕らがいるのはこの八角島。香辛諸島の中心だ、宿泊施設はこの島だけで他の島にはここから行くんだ。
 オススメなのが品物(しなもん)島、ここにはモンスター牧場があるんだ。
 そしてもう一つは折々野(おれがの)島、ここではモンスターがマウントし放題なんだ」

「ほ、本当!?すっげええ!」

というわけでやってきました南の島のリゾート地。どうやらここは点々と5つの島が集まった、香辛諸島という場所のようです
ホテルのある島、牧場でモンスターが見物できる島、野生のモンスターを捕まえられる島…それぞれの島に特徴があるようですが
中でも鷹の爪島という謎の無人島は、なんとブラッシュの生まれ故郷だとか…マッド先生が言ってた「南の島で見つけてきた」というのは
ここのことを言っていたんですね

それにしても香辛諸島か…前々回で翔が言っていた「次は州大会だー!」というセリフからして、
翔たちの国が日本なのかいまいち疑問でしたが、漢字の地名ってことは基本的にやっぱり日本なんでしょうかね?

「じゃあ行ってくるからー!」

「行ってらっしゃい!私たちはお買い物に行きましょ」

「あ、うん!」

「今日はカレーにしようかしら?」

「では私が町へご案内いたします、香辛諸島の名前でお分かりのように、
 カレーならばよい材料が揃っておりますよ」

「あら、素敵だこと…変わったお野菜も多いみたいですね」

「はい、ボケナス、歯ぁ臭い(白菜的な何か)、地井武男(しいたけ的な何か)など…」

前言撤回、ここ絶対日本じゃねえ!!(えー
ボ、ボケナス!?野菜の名前がボケナス!?なんなんだこの国は!人の名前やモンスターの名前もそうですが、
この世界は何もかもがダジャレで名前がつけられてるんだろうか…

「青い空!青い青い海!絶好のリゾート日和じゃないかぁ!あーっはははは!」

「ぼ、ぼっちゃま、前が見えません!」

ともかくボートに乗って翔達が向かった島は、ブラッシュが「何かに呼ばれてる気がする」というあの鷹の爪島のようですが…
って…し、執事のおっちゃんがなぜボートに!?
こんなバカな!あんたさっきママ達と一緒に「行ってらっしゃーい」とボートを見送ってホテルに残ったはずなのに!
ホ、ホラーじゃ!ひと夏の旅行で起きた悲劇のホラーじゃあああああああ!
まあ、島に残った執事は半袖で灰色のスーツ、ボートの執事は長袖で黒色のスーツを着てるんで
別の服を着た単なるそっくりさんなんでしょうけども:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「青く美しき大海よジュテーム!ライブチェンジ、ネイビードルフィン!
 あはははは!あっははははは!あーっはははははは!
 あーっはっはっはっはっはっはっは!…お?あの子、僕と遊びたいのかな」

そんな鷹の爪島への旅の途中、お前大丈夫かと心配になるくらいバカ笑いして泳ぎ始めた徹。
大海系モンスターのネイビードルフィンとなった徹には、これぞまさしく水を得た魚…って、
その時海底を進む徹の前に、なんと同系統のモンスター・スプラッシュドルフィンと化した謎の少女が…

「余所者は鷹の爪島に近づくな!」

「へっ?」

「忠告したよ!」

それだけ言ってすいーっとどこかへ姿を消してしまった謎の少女。なんだったんだ一体…
とりあえず一つ分かることは、あの少女と徹の間にフラグが立ちそうだなということでしょうか(えー
徹と同系統のモンスターにライブチェンジするイルカ少女だなんて…まるで徹のために登場したようなもんじゃないか!
というか徹って、アイともミルともスズメとも中部大会のコスプレ女とも、必ず何かしら特別な因縁がありますよね。
なんというフラグ体質男…まあ問題はそのうちの誰とも親密になってないということなんだが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「島に近づくなって、一体どうして…?」

「見えてきたぞ、鷹の爪島だ!」

「いよいよかぁ…!」

謎の少女に忠告はされたものの、「ふーん島に近づいちゃいけないのかぁ、でも関係ねえなそんな事は」
そのままずんずんと進んで鷹の爪島へ上陸してしまった翔達。近づくなと言われるだけあって、
なんともどんよりとした雰囲気の漂う不気味な島ですが…

「チェストオオオオオ!!ふっふっふっふ…このドラゴンは俺のもんたい!」

「え!?ブ、ブラッシュ!」

「な、なんですって!?」

え!?と、突然また変な新キャラが…って遊城十代キターー!!
いきなり翔たちの前に現れてブラッシュをさらって行った謎の少年!なんだか知りませんが、声優はあの遊城十代を演じたKENNじゃないですか!
というか徹の声優は万丈目サンダーだし、ペダルの声優は丸藤翔だし…なんだか遊戯王GXの主要キャラが続々と
ライブオンに集結しておりますね。同じカードアニメなだけに妙な同調感があるなぁ、次回に続く


■ライブオンCARDLIVER翔 第33話「ここはドラゴンの島たい!?」
 

「ブラッシュを返して!俺の大切な仲間なんだ!」

「モンスターが仲間ぁ〜?ふざけたら承知しないたい!
 第一お前らのものだって証拠がどこにあるたい!」

いきなりブラッシュを翔たちから奪った手クセの悪いデュエリスト・遊城十代さん。
モンスターを仲間と呼ぶ翔に対して「モンスターが仲間とかお前馬鹿じゃない?」などと完全に馬鹿にしております
十代さん…あんた普段から散々自分のデッキを仲間だ結束だとか言ってるのに何を言ってるんだ…(えー
はっ(゜д゜)もしやこいつは十代は十代でも、あの血も涙もない覇王十代なのでは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「超ウルトラスペシャルグレートデリシャス最強なカードライバー!赤丸力とは俺のことたい!」

「バカ丸…?」

「あ・か・ま・る!!失敬な奴たい!カードライバーならカードライバーらしい
 決着のつけ方ってもんがあるたい!」

「ライブバトルってこと?」

「そうたい!それともそのカードックは飾りか?」

なんだかずいぶんとバトルの腕に自信があるらしいバカ丸君。ブラッシュを賭けていきなり翔とライブバトルを始めてしまいます
それにしても超ウルトラスペシャルグレートデリシャスなんたらとか、証拠あんの?それって証拠あんの?とか
次回予告での何時何分何秒?地球が何回回った時?とかこいつ小学生の屁理屈のカタマリだなあ
こいつを見ていると、いかに翔たちが人格者かってことがよく分かりますな
まあ実際の小学生なんてのは、みんなこのバカ丸みたいな性格してるんだろうけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ガレキラクダを前へ!突撃ムスタングはBラインへ戻れ!」

(ふうん、トルクのために突撃ムスタングを下げたのね…突っ込むだけの翔じゃなくなったってことね!ふふ)

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「ゾウリンゲン、突撃ムスタングをAラインへ移動!そしてマネキキャットの能力で…」

(そうか…トルクレオンが狙いね!)

「マネキキャット!トルクレオンをAラインに引っ張り出して!」

「ヘヘッ…!だが恐くないぞ!何故ならお前はワザカードが使えない、
 不器用この上の上の上のないタイプだと俺は見抜いたたい!」

「ワザカード”猛進”をライブ!」

「な、何ィ!?」

(新しくワザカードを足しておくなんて…!少しは成長してるんだ!)

そしてバカ丸とのバトルにおいて、今までの考えなしな戦法とは一味違う展開を見せる翔!
地区大会・中部大会と勝ち抜いてきた経験は、確実に翔をド素人から一人前のカードライバーへと成長させていたようです
アイも翔のまともな戦いぶりにずいぶん感心している様子。今までは「何やってんのよ、そうじゃないでしょ!」って
呆れてばかりだったので、これだけアイに翔が誉められるとじーんと来るというかハァハァするというか(えー

「ライブオーバー!このバトル、ウルフ坊やの勝利!」

「いやったぁーっ!」

「お、お前ら勘違いするな!今日はたまたま体調が悪かったんだ!
 この島の暑さも天気もバイオリズムも朝の占いも全部たい!
 そんなドラゴンいらんたい!この香辛諸島にはもっと珍しくて強いドラゴンが
 いるって話たい!それをマウントすればいいだけの話たーい!!」

そしてついにバカ丸を叩きのめした翔でしたが、「まったく今日の俺が絶不調とも知らないで」
色々言い訳を並べたバカ丸は、そそくさとどこかへトンズラしてしまいました。なんて見苦しい奴…

島に上陸した途端あんなのに絡まれてしまいましたが、とりあえず気を取り直して辺りをうろつき始めた翔たち。
海岸線を抜けて不気味な森へと差しかかりますが…

バサバサバサッ!!

「う、うわぁ!?」

「去れ。この森に立ち入ることは許さない」

またしても新キャラキター!!今度はバカ丸とは正反対に落ち着いた感じの少年が登場!
ふーむ、鳥のモンスターをけしかけて来たってことは、大空系デッキの使い手なんでしょうか
もしかして翔にはバカ丸、アイにはこの少年、徹にはイルカ少女って感じのライバル関係で話が展開していくんでしょうかね?次回に続く


■ライブオンCARDLIVER翔 第34話「全面否定!森を守りし兄妹!!」
 

「一体なんなのあなた達は…?」

「大場ヒイト。番人だ」

「ば、番人…?」

「ボクは大場ラン。ボクとヒイトは、お前達みたいに島を荒らす連中から
 この森を守ってるんだ!」

前回突然翔達の行く手に現れた謎の少年・大場ヒイト。「なんやねんお前」とヒイトの前で翔たちがオロオロしていると、
さらにそこに前回のイルカ少女・大場ランまで現れてしまいました。あんたら身内だったのね…
それとこいつらの名前は、多分オーバーヒートオーバーランが元になってるんだろうなあ
でもヒイトの性格はオーバーヒートどころか思いっ切り冷え切ってるぽいんですが、なんでこんな名前なんだろう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ところでやっぱり気になるのはランの容姿でしょうか、ピンクのイルカなんてずいぶんと女の子らしいモンスターに変身してましたが、
きっと普段の姿もピンク的なイメージの可愛らしい見た目をして…



あ…?あ…?あ?
ちょ、ちょっと待ってください、なんですかこのジャスミン級に胸が絶壁でショタな見た目の男女は!
ピンクのイルカどころかサルにでも変身しそうなイメージじゃないですか!(えー
もっと可愛い子だと思ってたのに…これにはちょっと落胆せざるを得ないな…ちくしょう誰がこんな事を



って…な、なんと!?ランのカードックの装着場所やべえ、アイの華麗な足首ドローを上回る魅惑のふとももドローだと!?
デッキを一度に5〜6枚バーストされるとしゅぱぱぱぱーんって勢いよくカードが飛び出してくるから…
ランが大量バーストを食らった時には、カードの勢いでスカートがめくれ上がってしまいますよ!


(C)板垣恵介/秋田書店

やったアアアアアア!!(えー

ふともも万歳!大場ラン万歳!これはランがバトルを行う時が楽しみになってまいりました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お願いだ、通してよ!ブラッシュが行きたがってるんだ!」

「はーっはっはっは!森の悪魔っ子兄弟!今日こそお前らを倒して
 先へ行かせてもらうたい!」

「あ、あいつは…!?」

「「「バカ丸!?」」」

「んがぁ!?バカ丸じゃない!俺は赤丸力たい!」

「お前は島を荒らしているカードライバー!?やっぱり仲間だったんだな!?」

「仲間ァ!?冗談じゃないたい!こいつらは俺のしもべたい!」

そこにまたバカ丸が現れて、ますます話は厄介な方向に!というかバカ丸もこの島のカードライバーなのかと思ってましたが、
翔達と同じでよそからやってきた人間だったんですね。そしてバカ丸もここで何日もヒイト達に通せんぼを食らって、先に進めずにいたようで…

「なるほどな…そういうことか…」

って、ヒ、ヒイトお前!?バカ丸の「こいつらは俺のしもべ」発言を「そうだったのか」って普通に信じやがった!(えー
もっと知的な奴なのかと思ったら、こんなアホっぽい一面があったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というわけで完全にバカ丸の仲間だと誤解されてしまった翔たち。問答無用で「帰らないなら叩き潰す」とバトルを挑まれてしまいます

「待っててね…絶対この先に連れてってあげる!」

「「ライブオン!」」

「ココナッツフレーバーでございます」

「う〜んトレビア〜ン」

「なにがトレビアンたい!やっぱり男はとんこつラーメンたい!」

ううむ、ヒイトとのバトルはアイじゃなくてまた翔がやるのか…って、ティータイムを嗜んでいた徹のココナッツフレーバーを
じゃばじゃばカップ麺に注いで食い出すバカ丸に吹いた どう考えても激マズだろそれー!!

そんなココナッツフレーバーとんこつラーメンの、殺人的なまずさに号泣するバカ丸でしたが
ちゃんと全部食べて容器はビニール袋で回収するんですね
いい所あるじゃないかバカ丸…モラルのなってない奴なら、激マズラーメンは川にでも捨てて容器もポイ捨てしそうなもんですが
こういうところはきちんとわきまえてるのは好感が持てますね

「大地に轟け!タイガードラゴ!!」

「大気よ渦巻き空へ昇れ!上昇危龍!!」

そして一進一退の攻防が続いた結果、ついに互いのエースモンスターを繰り出す2人!
上昇危龍…翔が持つタイガードラゴ(大地系のドラゴン)や、徹が持つクリアシーサーペント(大海系のドラゴン)と並ぶ
大空系のドラゴンですね。実は現実のカードでは、タイガードラゴ達と一緒にかなり初期からカード化されてて
「いつアイが入手するのかなあ」なんてファンの間で話題になってましたが、まさか敵が使ってくるとは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

アイだけドラゴン持ってないなんて可哀想に…というか単純に翔たちのモンスターのパワー3000以上の奴を並べてみると、
翔:タイガードラゴ(4000)、タテガミウルフ(3500)、ゾウリンゲン(3000)
アイ:コウソクファルコン(3000)
徹:ウルトラヴァイオレット(4500)、クリアシーサーペント(4000)、トゥエンティフォー(3600)、
  シックスティーン(3600)、ネービードルフィン(3500)
ってアイのデッキだけ物凄い貧弱なのはどうにかならないんですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
3000以上のモンスターコウソクファルコンしかいねえのかよ!それに比べて異様に豪勢な徹デッキときたら…
そういえばタテガミウルフとネービードルフィンは最近パワーアップしたのに、アイのコウソクファルコンだけなんも変わってないしなぁ
これはさすがにアイ可哀想すぎるだろ…そろそろ何らかのアイ救済措置を…

「上昇危龍でタイガードラゴを攻撃!」

「あ…上昇危龍は【先制攻撃】を持っているから…!」

ズドオオオオン!!

「タ、タイガードラゴォォッ!!」

「まだだ…ワザカード”再起の翼”でもう一度攻撃する!」

ズドオオオオン!!

「し、疾風ムスタング!?」

「さらにもう一枚!」

ズドオオオオン!!

「つ、強い…!でも勝たなきゃ…!ブラッシュと約束したんだから!
 ワザカード”飛び散る火炎”!上昇危龍に2000のダメージ!」

「ワザカード”フォローザウインド”!大空系モンスターのパワーを1000アップする!」

「そ…そんな…!」

そしてヒイトのずっとオレのターンにより一気に叩き潰されてしまった翔!
きっちりトルクを溜めてタイガードラゴをライブしたり、起死回生のワザカードを仕掛けたり十分よくやっているんですが…
いかんせんその一つ一つ上を行くヒイトに隙がなさすぎました。つえーよヒイト…さすがバカ丸が何度挑んでも勝てなかっただけあります

と、いうわけで負けてしまった翔達はすごすごと島から帰るしかありませんでした
ちょ、ちょっと待て!マジかよおい!こういう「ここから先は通さん」みたいな門番キャラを相手に
本当に負けてすごすごと帰っていくってパターンは珍しいな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

でもブラッシュは「やっぱり鷹の爪島にはなにかある」と敏感に感じ取っているようで…って
それにしても妙な気配を感じ取った瞬間のブラッシュ恐すぎ
マジでブラッシュに変な悪霊でも憑いたのかと思ってしまいました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く


■ライブオンCARDLIVER翔 第35話「集結!ムスタング一家!!」
 

「ここが折ヶ野島かぁー!」

「この島ならマウントし放題ですって、戦力強化には持ってこいよ!」

「ではこれより各自それぞれ、好きな場所でマウントするということで!諸君、華麗にマウントしていこう!」

「「「おおー!!」」」

前回ヒイトとのバトルに負けてしまい、鷹の爪島を追い出されてしまった翔達。
仕方なく今日はその気分転換と戦力強化を兼ねて、モンスターをマウントし放題という折ヶ野島にやってきていました
この島のモンスターは大人しくて人懐っこい奴らが多いらしく、4人バラバラになって気楽にマウントを始めますが…

「ふう、モンスターなかなか見つかんないね」

「わんわん」

「いくらマウントし放題でもこれじゃあ…」

「きゃああああーっ!!」

「え…!?ミル!?」

「なんだよモンスターなんていないじゃん」となかなかモンスターと巡り会えずに歩き疲れてしまった翔。
その辺の岩場で一旦休憩していると、その時急に頭上からミルの悲鳴が!何事かと思って空を見上げてみると…

 

「げっへっへ俺様の子を孕むがいい」ってブラッシュと子作り中!?(えー
ブ、ブラッシュお前って奴は!ついこの間ペダルきゅん相手に交尾しまくったくせに今度はミルを標的に!?
この発情期野郎は一刻も早く去勢すべきだと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「翔!あそこにいるのミルちゃん!?」

「そうなんだよ!何が何だか…あっ、あっち行った!」

「逃がしちゃダメよ!」

「うん!」

ともかくペガサスのようなモンスターに乗って、はるか上空を飛んで行ってしまったミル。
翔はアイと合流して必死にミルを追いかけますが、途中で川に落っこちてそれを見失ってしまいます

「ミルちゃん、いなくなっちゃったわね…」

「うん…ミルのやつ、小さい頃ケータリングースに連れてかれちゃったことがあってさ…
 あの時は本当に怖がって…ミル、今度もあの時みたいに泣いてるかも…」

ミルを心配して涙目になっちゃう翔ハァハァ(えー
小さい頃連れてかれたっていうのは、第30話でモンスター牧場に遊びに行った時の話ですな
あの時はママに「ミルをよろしくね、お兄ちゃん」と任されて、張り切ってミルの面倒を見ようとしたものの
やんちゃなミルとモンスターとのトラブルを防げなかった翔。そのことは今でも気にしているようです、こういう所はお兄ちゃんだなあ

「待ってぇぇぇぇぇぇ!!ダメぇぇぇぇぇ!!あっ、あっ、ああぁぁぁぁぁぁ!!」

ザッバアアアアアン!!

って、そんな風に翔達がしんみりしている所へ、辺りにとっ散らかした書類を追いかけて川に突っ込んできた女の人が!
何かと思えば、鷹の爪島でTV取材を行っていたレポーターの姉ちゃんです
おお、「この人モブキャラなのに美人だよなー」と思ってたので、まともに出番があるのは嬉しいですね

「あっ!ありがとうワンちゃん!この1枚が無事でよかったぁぁぁ!!」

「あ、あなたはどなた…?」

「あー!!思い出した!俺おば…いや、お姉さんのことテレビで見たよ!」

「ご名答!旅番組のレポーターしてます!」

「確か名前は…えっと…そうだぁ!カレー粉さん!」

「華(はな)れい子ですっ!!」

たまたまペダルが書類を拾ったことを妙に感謝されてしまい、カレー粉お姉さんと知り合いになってしまった翔たち。
それにしても翔が「おば…いやお姉さん」って言い直してるのは、中部大会の準決勝で対戦した新木優(24歳)を
散々おばさん呼ばわりしまくって怒らせちゃった経験を生かしてるんでしょうなあ、この辺芸が細かくて面白いですね

「この島へは取材か何かで?」

「ちっちっち…それもあるけど、本当の理由は研究のため。レポーターとは仮の姿、私の本業は考古学者!
 古のモンスターについて研究してるのよ」

「古のモンスターって…」

「古代ドラゴンとか?」

単なるレポーターの姉ちゃんかと思いきや、実はモンスターの研究者だと言うカレー粉さん。
古のモンスターを探してるってことは、古代ドラゴンのブラッシュに会わせてあげたら泣いて喜びそうですな

ところでブラッシュと言えば、マッド先生はどうやって鷹の爪島からブラッシュの卵を持ってきたんでしょうね
ヒイト達が邪魔してきたのを「はっはっはその程度で私に挑むつもりですか」とか言って
返り討ちにしてやったんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  なるほどヒイト達があんなにピリピリしてるのはマッド先生のせいか…(えー

「モンスターのいる場所とかも、色々調べてみたんだけどね」

「モンスターのいる場所…あ!!ペガサスみたいなモンスターがいる場所って知りません!?」

「へっ?ああ、きっとあそこじゃないかしら。モンスターの遊び場」

「知ってるの!?そこ、どこにあるんです!?」

と、そこで意外にもカレー粉さんからミルをさらったモンスターの情報をゲット!
島の中でもひときわ高い山の頂上にある、”モンスターの遊び場”という広場にそのモンスターはいるようです



というかこんな人間じゃ到底辿り着けないような場所をよく知ってたなカレー粉さんは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「こっちの方でいいんだよね!」

「そ、そう!多分こっちぃぃ!」

「きっとあそこよ!」

「ありがとうカレー粉さん!」

「華れい子よぉーっ!!」

そしてオンソクファルコンとコウソクファルコンにライブチェンジした翔とアイは、
一気に上空をひとっ飛びしてモンスターの遊び場を目指します。背中のカレー粉さんがヒーヒーと悲鳴を上げる中、
ようやく翔達は目的の場所に到着しますが…

そこではミルがモンスターとちゃぶ台を囲んで激しくまったりしていました
なぜこんな所にちゃぶ台!?こんな人間なんて絶対来られそうにない場所にどうしてこんな物が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お兄ちゃん!?」

「ミル、無事だったんだな!」

「う、うん」

「よかったぁ、心配してたんだぞ!お前を攫ったモンスターはどこだ!一言文句言ってやらないと!」

「え、ええ!?」

ミルの無事な姿を見て一安心の翔でしたが、「よくも人の妹を拉致ってくれたなコノヤロー」と珍しくプンスカ怒っております
翔がモンスターに対して怒るっていうのはこれが初めてじゃないだろうか…
それだけ今回のことは翔には許せなかったということでしょうか、どうやらこのまま丸く収まりそうには…

「わぁ〜!!綺麗なモンスターだ!!」

       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ

あっさり見とれて許しちまったよ!!なんじゃそりゃー!!めちゃめちゃ簡単に丸く収まったな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まあこれも、モンスターが大好きで純真な翔ならではの場面と言えるかもしれませんね
あれほど大事にしてるモンスター達とケンカなんて翔には似合わないぜ

「本当に申し訳ありません…私がミルちゃんを連れ出したばかりに」

「そんな、あなたはミルちゃんを喜ばせようって…」

「そうだとしても、実の兄妹を離れ離れにしてしまうなんて…よりによってこの私が…」

しかし、翔の方はそのモンスターを許してあげたものの、モンスターの方は自分自身を許せず落ち込んでしまったようです
ミルを連れ出したのは、本当にただの親切心からの行動だったようですが…
どうもこのモンスター、ぶらぶら出歩いて帰って来ない旦那を探すうちに、息子達とはぐれて生き別れになってしまったとか…
それで翔とミルを引き離したことに罪悪感を…ってこの旦那の話、思いっきりどっかで聞いたことありますな

「放浪癖って…もしかして…」

ぼわん ぼわん ぼわん

「わ…私の子供達!?」

「お、お袋…でありますか!?寂しかったじゃねえかぁ!」

「今までどこにいらしたんですか!?」

試しに疾風ムスタング・突撃ムスタングをライブしてみたら、やはりこのモンスターとの親子関係が明らかに!
そう、このモンスターはムスタング兄弟の母親である天空ムスタングだったのです。ということはやはりその旦那というのは…

「良かったな…やっと叶った再会だ。突撃、疾風、母ちゃんの胸でしっかり泣いて…」

「誰のせいだと思ってるんだい!この宿六のすっとこどっこいッ!
 あんたがあちこちフラつくおかげでアタシらがどんだけ辛い目に!?
 便りの一つもよこさずどこ行ってやがったんだい!!」

ワアアアかあさーん!!なんということでしょう、あれだけ知的で大人しかった天空ムスタングが
旦那の怒涛ムスタングを目にした途端ものすごい肝っ玉母ちゃんに変わってしまいました
まあ自分と子供を放ったらかしてあちこちフラフラしてた親父ですから、これぐらい怒り狂って当然かもしれませんな…

「小さな突撃と疾風をアタシがどんな思いで育てたと思ってるんだいッ!!
 大体アンタは無責任過ぎだよ!分かってんのかい!?ええ!?」

「むぐぐぐ…今さら何を言ってやがるッ!それを承知で惚れたんだろうがあっ!!」

「アンタって馬はァァーーっ!!」



ちゃぶ台返しキター!!黙って聞いていた怒涛ムスタングも、とうとうブチ切れてしまい親父の必殺ちゃぶ台返しを!
それに反撃する天空ムスタングも容赦なさすぎて笑ってしまいますな
なるほどこのちゃぶ台は怒涛ムスタングのためにスタッフが用意したのか、これでさっきの疑問がスッキリした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「フギャアアアアアアアアアアア!!」

とその時、耳をつんざくような凄まじい叫び声を上げたブラッシュ!
どうやら「いつまでも見苦しいケンカしてんじゃねえ」とこの夫婦喧嘩を止めに入ったようです
一瞬頭が真っ白になるほどの凄まじい大声、そしてブラッシュの気持ちを汲んだ2人は
ようやく大人しくなってお互いの過ちを詫びることに…

「…確かにお前の言う通り、悪かったのはこの俺だ…」

「私の方こそつい足が出ちまって…許しておくれよ、あんた…」

「お前…!」「あんた…!」

ぼくたちはきれいなムスタング(えー
いくら落ち着いたからとはいえこの変わりようには吹いた、まるで心の中にワックスがけをしたかのようです

「これからは…家族一緒だよ…!」

「おお…!これからは父ちゃんも心を入れ替えて、一生懸命働くからな…!」

お父ちゃんのニート卒業宣言!天空ムスタングも翔のデッキに加わることになり、これでムスタング一家は仲睦まじく暮らしていけることでしょう
がんばれ父ちゃん、がんばれ怒涛ムスタング、とりあえず明日の朝はハロワに直行ですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「この世知辛い世の中…いい話じゃないか…!(ずびびーっ)」

!?

どこの誰だお前はー!!何この変なおっさん!?まったく見たこともないモンスターだというのに
さも当然のように会話に加わって一番おいしいとこで話をまとめやがった!
意味不明なおっさんの登場にマジ爆笑してしまいました。すげえこのおっさん、最高すぎる。
ポッと出のキャラにしか出来ない笑いのツボで全てを持って行きました。謎のおっさん…一体何者なんだ…

「折ヶ野島、楽しかったね」

「うん、新しい仲間も出来たし!明日はみんなで鷹の爪島に行くんだ!」

こうして折ヶ野島でのマウントは終わり、帰りの船の上でめっちゃいい雰囲気になる翔とアイ。
まるで恋人同士のような絵ヅラじゃないですか!これは激しくニヤニヤしてしまいますな、2人がこんないい雰囲気になったのなんか初めてだ!
しかしそんな中で、「新しい仲間が出来た」と言いながらあのおっさんのカードを眺める翔に盛大に吹いた
おっさんちゃっかり仲間になったんかー!!まったく油断も隙もない…名前はセチガライノっていうモンスターだったんですね
そしておっさんの他にも、さっきの広場にいたモンスターを色々マウント出来たおかげで
翔とアイのデッキはかなり強化されたようです

「る〜るる〜るるるる〜るる〜」



そんな中、たった一人だけ何もマウントできずに精神崩壊していた徹。
シロキ山の時といい、徹は全くマウントが上手く行かない哀れな子ですな
まあ徹デッキは金の力で十分強化されまくってるから、これ以上マウントして集める必要はないんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そういえば翔のタイガードラゴも、元々徹が金で買ったのをあげたカードだしなぁ
翔たちのモンスターでパワー3600以上なのは5体いますが、
考えてみればそれ全部金の力で集めたカードじゃないですか!
金すげぇ…マウントなんて全然必要ねえよ!世の中金って言葉は本当だったな…(えー  次回に続く


■ライブオンCARDLIVER翔 第36話「ヒートアップ!再決戦(リベンジマッチ)!!」

「よーし、今日は絶対勝つぞー!!」

「すごい自信だねぇ、ウルフ坊や」

「へへっ、天空ムスタングの他にも新しいモンスター一杯だし!」

「あのヒイトって子、めちゃくちゃ強いよ」

「うん!だからまたライブバトルしたいんじゃない」

「ふふ、やる気があるのはいい事よね」

天空ムスタングをはじめ、新たに手に入れたモンスター達を連れて再び鷹の爪島へとやってきた翔たち。
ヒイトとの再戦を控えた翔はわくわくしてたまらないようですが、それとは逆にテンション低すぎな徹
いつもは一番うるさい男が一体!?やっぱり前回一人だけ何もマウントできずに終わっただけに、
翔の大量にマウントしたカードを見ていると「ねたましいねたましいああねたましい」と思っているのかも:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それにしても「やる気があるのはいい事ね」ってアイが翔を今までより好意的に見てくれてるのは、やはりニヤニヤしてしまいますなあ

「またお前達か…」

「わざわざやられに来るなんて、懲りない連中だねぇ」

「違うよ!今度こそバトルに勝って、そこを通してもらいに来たんだ!」

「ふーん?随分と威勢がいいねえ」

「そりゃあなんたって、天空ムスタングと…」

バッコオオオオオオン!!

「い、いってぇ!?何するんだよぉ!?」

「デッキの中身を教えてどうすんのよ!!」

「あ、そ、そっか」

「本当に学習しないわね…」

って誉められたと思った次の瞬間もうこの有り様かよ!!なんといういつも通りの光景…
やはりまだまだ翔がアイに呆れられずに済む日は遠いのだろうか

「…」

「さあ、バトルだ!」

「いいや。今日の相手はお前だ」

「えっ!?」

「ええええーっ!?」



しかしなんと、やる気満々の翔を尻目にアイをバトルの相手に指名したヒイト!
こ、これは一体…?今翔が足蹴にされたのを見て「俺も足蹴にされたいハァハァ」とアイを気に入ってしまったのか?(えー

「ヒ、ヒイト、何であの子を?」

「一番強そうだからさ。お前が負けたら後の2人も大人しく引き下がってもらおう」

「はて、どうしてアイ君が一番強いことを…」

「腕力だったりして」

「ぬぁんですって?」

せっかく上げた好感度がどんどん崩れ去ってゆく…(えー
もはや完全にいつものおっかないキャラに戻ってしまったアイ、今日もまたまがまがしい暗黒闘気を身にまといながら
ヒイトとの勝負を開始するのでした

「全面否定ペンギンをライブ!」

「うわぁー、またあの嫌なペンギンだ!確か攻撃目標にならないとかいう、厄介なモンスターだったねぇ」

「うん、それでいて攻撃もしてくるだもん…」

そしてバトル開始から間もなく、ヒイトのフィールドに姿を現した皇帝ペンギン2号全面否定ペンギン。
モンスターとのバトルの対象にならず、常に相手プレイヤーへ直接攻撃が可能という厄介なモンスターで
この間の対戦では翔も散々手を焼かされていました

「全面否定ペンギンでカードライバーを攻撃!」

バシバシイッ!!

「くうっ!」

「どうだ、ボクのヒイトに手も足も出ないだろ!」

「そうねぇ…あなたのお兄さんも確かに強いけど、まだ分からないわよ。
 ガトリングースをライブ!」

「…!」

ヒイト優勢な展開にニヤニヤと勝ち誇るランでしたが、反撃の狼煙を上げるべくガトリングースをライブしたアイ!
その瞬間、「ガ、ガトリングースはらめぇ!」と明らかにヒイトの顔色が変わります。
それほどヒイトにとって都合の悪いガトリングースの能力とは…

「そっか!ガトリングースは攻撃してくるモンスターに1000ダメージを与えられる!
 全面否定ペンギンのパワーは500だから、返り討ちにできるんだ!」

な、なるほど、バトルでの攻撃じゃなく特殊能力でダメージを与えれば…ってか、翔がこんな解説役を!?
第36話にしてこんな光景初めて見た!!(えー  今までの翔だったら他の誰かに解説してもらって
「へぇぇそうなんだ〜!すごいな〜!」ってただ感心してるだけだったのに…成長したなぁ翔
やはりアイと一つ屋根の下で一夜を共にしただけあって、すでに2人は性的な意味で一心同体に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「クリスタルスワンとプライドチキンでカードライバーを攻撃!」

バシバシイッ!!

「ヒ、ヒイト!全面否定ペンギンで防御すればガトリングースで狙い撃ち…!
 嫌な戦い方!」

「あ、あのね…頭脳的って言って欲しいなぁ」

しゅぱああああ

「リアクション・手札…”閃光”!」

ガトリングースで全面否定ペンギンを牽制しつつ、ヒイトにガンガン直接攻撃を叩き込んでいくアイ!
しかしヒイトも転んだらタダでは起きません、バーストされたカードを自分の手札にできるリアクション・手札の能力で、
ワザカードの”閃光”(モンスターのパワー500アップ、先制攻撃の能力を与える)を引き入れます

「閃光ね…いいわ、ウイングパンサーでエアプレインフィッシュを攻撃!同時に閃光よ!」

「いいぞ!アイも手札に持ってたんだ!」

ところが「閃光だと?そんなカードオレは三十六枚持っているよ」と同じカードをすでに持っていたアイ!
すかさずその閃光を使ってヒイトのモンスターに攻撃を仕掛けます、これではヒイトが閃光を使っても逆転は不可能!
ヒイトは自分のモンスターがやられるのを指をくわえて見ているしかありません。
こりゃヒイトとしては精神的に辛い展開ですな、使おうと思ってたカードでやられるってどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?(えー

「ワザカード!”逆風”!」

「えっ…逆風!?」

ビョオオオオオ!!

「くう…」

「あっははは!頭脳的ってのはヒイトの事を言うんだ、もったいなかったね閃光!」

しかしすかさず別のワザカードで攻撃を無効化するヒイト!逆風…こいつは相手モンスター1体を手札に戻してしまうワザカードですな
閃光の無駄撃ちに終わったのはアイの方だということか…さすがにそう簡単には勝たせてくれません

「これで11対7、アイちゃん4枚のリード…終盤に来てこの差は大きいわ、
 古代ドラゴンちゃんに会えるのも時間の問題ね〜!」

そしてバトルは進み、デッキ枚数も残りわずかとなってきたところで、アドバンテージを奪っているのはアイの方でした
さすがの戦いぶりにカレー粉さんは「おい早く道を開けろよ門番君よ〜」と気をよくしていますが…

「いや、あの子にはまだ…!」

「…!」

「き、きた!?」

「大気よ渦巻き空へ昇れ!上昇危龍!!」

「くっ…!」

しかし、この土壇場でついに切り札の上昇危龍を引き当てたヒイト!掴みかけたアイの勝利がまた遠のいてしまう結果に!

「さすがは上昇危龍…!凄いプレッシャーね…!」

「「か、かっこいいいい〜!!」」

「大した応援団ねぇ…」

「ど、どういたしまして…」

恐るべき強敵の出現に身構えるアイ…ってカレー粉さんの知能は翔並みなのかよ!(えー
愛しの古代ドラゴンちゃんに会えなくなる最大のピンチだというのに!そんな事より上昇危龍のかっこよさに夢中とは…
いつも誰かに呆れられてばかりの徹にすら呆れられるとは、もはや手の施しようがないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ともかく上昇危龍はライブされたばかりでまだバックラインのまま、ひとまず攻撃される心配はなくアイのターンを迎えます

「ドロー!ウカイトをライブ!同時にウカイトの能力で1枚ドロー!あっ…」

「…」

「お待たせプリンセス!これであなたをライブできるわ!プリンセス・プライマリーをライブ!」

ここに来てヒイトと同様、アイも自分の切り札をドローする引きの強さを発揮!
そしてライブしたプリンセス・プライマリーの効果により、アイの場にいる飛翔族モンスターのパワーが全て1000上昇!
というかプリンセス・プライマリーって、13話でマウントされてからまともにライブされたの今日が初めてじゃないか?(えー
セコンダリーの方はアイのバトルで毎回出番があるのに、プリンセスは20話以上もずっと不遇の時代が続いていたという…
「お待たせプリンセス、やっとあなたをライブできるわ」って本当にその通りすぎるから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「プ、プリンセス・プライマリーの効果で飛翔族のパワーが…ヒイト…!」

「カンタンな事さ…攻撃される前に山札を削り切る!」

アイのモンスター達が強化されてあたふた慌てるランでしたが、ヒイトはまだまだ冷や汗ひとつかいておりません
そう、いかに強化されたとはいえアイのモンスターは全員バックライン…
アタックラインがガラ空きな以上、アイは今無防備も同然です。このスキに大量バーストをかましてデッキを削り切ってしまえば…

「オオオオハシ、上昇危龍を前へ!ワザカード…”激昂”!」

「な…!?」

「ア、アイ君お得意の激昂!?」

「そ、そんな…!」



うわあああアイの必勝パターン使いやがったー!!
味方モンスター全員にバースト2の能力を持たせるワザカード”激昂”…こいつをバトル終盤で使って
一気に相手デッキを吹っ飛ばすのは、アイがいつも用いている必勝パターンです
それをヒイトにお株を奪われてしまうとは、アイのショックも相当でしょう。どんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?(えー

「Aラインのモンスター全員でカードライバーを攻撃!」

バシバシイッ!!

「ア、アイーッ!!」

ヒイトの総攻撃で一気にバーストされてしまうアイのデッキ!ヒイトの攻撃モンスターの数は4体、アイの残りデッキ枚数は9枚…
4体全てのバースト2を直撃されてしまえば、残り1枚になったアイのデッキは次のドローで尽きてしまいます
そうなった時点でアイの負け…ここはどうにか1度でも攻撃を防がなければなりませんが…

バシバシバシバシイッ!!

「よぉし、あの子は何も出来ない!これでお終いよ!」

「あぁあ…どうしようドラゴンちゃ〜〜ん!!」

「じょ、上昇危龍の攻撃を受けると山札の残りは1枚…次のドローでアイ君の負けぇぇ…!」

「違うよ!アイはガトリングースを残してる…!何か考えがあるんだ!」

成す術なく3体からの攻撃を直撃され、残り3枚となってしまったアイのデッキ!最後に上昇危龍の攻撃を食らえば全てが終わる…
「もう完全にオワタ」と誰もが諦めムードな中、唯一翔だけはアイが逆転の策を残していると信じていました
おお…これは翔の戦術眼としても、アイへの信頼としても素晴らしい場面ですな。
やはり一つ屋根の下で身も心も一つになっただけに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

グオオオオオオオ!!

「…お願い!ワザカード”プリンセスの祈り”!」

上昇危龍の攻撃が目前に迫ったその時、ついに最後の賭けとなるワザカードを発動したアイ!
それはプリンセス・プライマリーが場にいる時、デッキから飛翔族モンスター1体をライブするという”プリンセスの祈り”…
それによって呼び出されたのはパワー2000のセコンダリー!そしてプリンセスの特殊能力を受けて、パワーは3000へと強化される!

「さあ…どこのどいつが相手だ!!って、こ、こいつゥゥゥゥゥッ!?」

ワハハハパワー3000の俺様にかかれば…か、勝ち目ねえええええ一人でコントを始めてしまったセコンダリー
こいつは本当お笑いキャラの地位を確立してるなぁ。しかしプリンセスが見ている前で、いつまでも無様な格好をしてるわけにもいきません
覚悟を決めたセコンダリーは半泣きになりながら上昇危龍の迎撃に飛び出すのでした

「え、ええいっ…!姫!例え相手が誰であろうと、某にお任せあれ!
 行くぞ入道雲野郎ォォォォーッ!!」

「ガトリングース!」

「アイアイアイサー!」

ドドドドドドドド!!

そんなセコンダリーへの援護にガトリングースの特殊能力を発動するアイ!
相手のパワーを1000下げる効果で、上昇危龍のパワーはセコンダリーと互角の3000に!
しかし、それでもまだ上昇危龍には、タイガードラゴを倒した”先制攻撃”の能力がありますが…

「”先制攻撃”を持つ上昇危龍と…”先制防御”を持つセコンダリー…!
 互いの爪が相手を捕えるのは…」

「同時よ!!」

ドババアアアアアアン!!

「じょ…上昇危龍が…!」

ところがなんと、ディフェンス時に先制効果を発揮する”先制防御”の能力で、上昇危龍と相討ちに持ち込んだセコンダリー!
お笑いかませキャラのセコンダリー君がこんな大金星を!(えー
セコンダリーの活躍でなんとかヒイトのターンをしのぎ切ったアイ、しかし残るデッキはたったの2枚…
このターンでヒイトのデッキ6枚を削り切らなければ、アイの負けが確定してしまいます

「ドロー!」

「でも、これで1対6…!」

「このターンで決めないと…」

「言われなくたってそのつもりよ!ウカイト、プライドチキン、ガトリングースを前へ!
 そして”激昂”!!」

「…!」

「ヒ、ヒイト…!」

「Aライン全員でカードライバーを攻撃!」

ババババババシイッ!!

てめえの激昂はでたらめだよ、くっあーサニー激昂!!(えー
最後にはヒイトへのお返しに放った激昂コンボが炸裂し、見事にこの勝負を制したアイ!
それにしても折ヶ野島でマウントしたモンスターとかまるで使わずにお馴染みのカードでヒイト撃破とか
アイの腕を持ってすればデッキを強化しなくても十分やっていけますな、さすが最強キャラは格が違うぜ

「さあ約束よ、通してもらうわ」

「つ、次はボクが相手だ!」

「よせ、ラン」

「大丈夫、君達が何を守ろうとしてるのか知らないけど、俺達は何もしないよ。
 ただ、このブラッシュを連れて行くだけだから」

「…」

そしていよいよ翔達は森の奥へと進もうとしますが、本当に翔達を通していいものかしばし思案するヒイト。
するとその時、ヒイトが首に下げている首飾りがいきなりビカビカ光り始めました
どうやら「こいつらは通しても問題ない」と首飾りが教えてくれているようですが…
どうせならなんでもっと早く反応してくれねえんだよ首飾りさんよ!!(えー
この首飾りがとろくさいことをせずにさっさと光っていれば、わざわざバトルなんてせずとも先に進めたものを:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…ついてこい。案内しよう、これが島の奥に続く唯一の道だ」

「ありがとう、じゃあみんな行こう!」

「危ない!」

「へっ?」

バチイイッ!!

「わわっ!?ビリッて来た!?」

「見えない結界がある。よそ者の進入を許さないためにな」

「は、早く言ってよ…」

ようやく島の奥へ進むことを許してもらえた翔達でしたが、なんとそこには侵入者の行く手を阻む見えない結界が。
それを通るにはヒイトの首飾りの力を使うしかないようで…つまりヒイトを出し抜いて島の奥に進むことはできないってことですね
つくづく松戸先生はどうやってこんな所からブラッシュの卵を持って帰ってきたんだ…
「おやおやこの程度の結界で私を阻もうとは片腹痛いですね」とか言って
ゆうゆうと結界をブチ破って進んで行ったんだろうか。松戸先生恐ろしすぎる(えー

「俺達の祖先は、この島で古代ドラゴンと共に暮らしていた…
 遠い昔、古代ドラゴンは滅びたと言い伝えられているが…」

「ボク達が…守ってきたんだ」

そして島の奥へと進んでいくにつれ姿を現したのは、古代ドラゴンを祀った遺跡のような場所でした。
ブラッシュがこの島から感じ取っていたのは、この遺跡に隠れ住んでいる母親の気配だったのです
そして遺跡の最深部へとやってきた翔たちは、ついにそのブラッシュの母親と対面することに…

「よくぞ来て下さいました、皆さん」



か…母ちゃん小せええええー!!なんですかこのぬいぐるみサイズの母ちゃんは!?
生後数週間かそこらのブラッシュとまるで変わらんではないですか!なんというロリ…こんな可愛らしいママが相手では、
誰かれ構わず犯しまくる発情期野郎ブラッシュの餌食になるのも時間の問題:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ドラゴンちゃんがもう一頭!?」

「ブラッシュを呼んでたのはこの子なのね…」

「みんな紹介するよ、俺の母ちゃんだ!」

「このままじゃあ失礼ね、本当の姿をお見せするわ」

ずもももももも



でっかくなっちゃった!ほらでっかくなっちゃった!(えー
本来の姿はこんなにでかいのかよブラッシュママ!こんな風にデジモン進化できるとはなんという…
アグモンから一気にシャイングレイモンバーストモードぐらい急速に進化しすぎだろ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お話ししましょう、香辛諸島で起きつつあることを全て…」

「…?」

そして何やら意味深な口調で香辛諸島の話を始めるブラッシュママ…
どうもこの島によからぬ事の予兆が起きているようですが、その内容とは果たして…?次回に続く





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